「茅の輪」ほぼ完成しました

諫早を含む九州地方の多くは
この数日間、雨が止むことなく降り注いでいました。

例年よりも降水量が多くなっているようですので、
関連した災害の危険性が高まっており
気をつけなければなりません。
 

さて、本来であればもっと前に
夏越の大祓式の「茅の輪」を設置する予定でしたが
雨があがるのを待っていたため、ずっとできずにいました。

 

 

「茅の輪」とは茅草等で作られた大きな輪のことで
これをくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるとされています。

くぐり方は、
左まわり・右まわり・左まわりと、
八の宇を書くように三度くぐり抜けます。

こうして心身ともに清らかになり、
あとの半年間を新たな気持ちで過ごすことができるのです。

芽の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が
武塔神(むとうのかみ)から
「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、
そのとおりにしたところ
疫病から免れることができたという故事からきています。

 

また、夏越の大祓式「茅の輪くぐり」は
左・右・左と茅の輪を3回くぐる所作を行いますが、
その際、次の三つの唱え詞(となえことば)を唱えながら
くぐるとよいと云われています。
 

 ①左廻り

  水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 延ぶと云うなり
  (みなづきの なごしのはらえするひとは ちとせのいのち のぶというなり)

  →【要旨】
    六月に夏越の大祓をした人は、寿命が千年にも延びると云われている。
 

 ②右廻り

  思ふこと みな尽きねとて 麻の葉を 切りに切りても 祓ひつるかな
  (おもうこと みなつきねとて あさのはを きりにきりても はらいつるかな)

  →【要旨】
    思い悩む事が全て無くなってしまうように祈りながら、麻の葉を
    切りに切って大祓をするのだ。
 

 ③左廻り

  蘇民将来 蘇民将来
  (そみんしょうらい そみんしょうらい)

  →【要旨】
    「備後風土記」に書かれた「蘇民将来」の説話が由来となっている。
     武塔神(スサノオノミコト)が南海にいた女神を訪れようとして、道に
    迷ってしまった時のこと。
     旅の途中、蘇民将来と巨旦将来の二人の兄弟に、一夜の宿を頼んだ。
     裕福だった弟の巨旦将来はこれを断り、貧しく粗末だったものの
    兄の蘇民将来は喜んで家に招いてもてなした。
     武塔神は恩返しとして、蘇民将来に「茅の輪」のお守りを授け、
    蘇民将来一家の人々の腰に着けさせた。
     すると、村に疫病が流行って、皆が死に絶えてしまったのに、蘇民将来
    一家だけが無事だった。
     それ以来、茅の輪により疫病退散、無病患災になると云われている。
 
 

当日は、この唱え詞を記した大祓詞をお配りいたしますので、
一緒に唱えながら「茅の輪くぐり」を致しましょう。
 

6/26(日)16時~の「夏越の大祓式」
ご都合つく方は、どうぞご参列下さいませ。









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