栄田町・歳神社は 来年ご鎮座300年
今日の諫早はすっきりとした青空が広がり、
お出かけ日和の祝日となりました。
神社では、七五三詣の指定日ということもあり
七五三詣をはじめ初宮参りなどをご奉仕いたしました。
さて、本日は午後より
兼務している栄田町の氏神様で歳神社の秋の例祭が斎行され、
地域の皆さまご参列のもと、ご奉仕させていただきました。
栄田町は、諫早駅からもほど近く利便性が高いことから
住宅が多く人口も増えている地域の一つではないでしょうか。
歳神社は、五穀豊穣のご神徳で知られる大歳神をお祀りし
位置的にも田んぼの真ん中にありまして、何とも雰囲気のあるお社です。
特徴的なのは、7月の田祈祷祭そして今回11月の例祭の際には
子どもたちが浮立を奉納するということです。
浮立は、栄田町浮立保存会の皆さんが
子どもたちと一緒に練習をしているそうで、
今日も神事の後、社殿前の境内(参道)にて浮立奉納がありました。
賑やかで懐かしい笛の音や太鼓の鼓動が境内に響きわたり、
神様もたいそうお喜びになったことでしょう。
栄田町がこのように発展してきているのも、
こういった地域の伝統文化をしっかりと継承され
地域の結束が強いことが様々な好循環に繋がっているのでしょう。
この栄田町の歳神社ですが、
正徳五年(1715年、江戸時代)に創建され
じつは来年がご鎮座300年という大きな節目の年を迎えます。
町民の「心の拠り所」となり栄田町を見守ってきた氏神様ですので、
ぜひ地域を挙げてお祝いをしていただきまして、
栄田町のさらなる発展と町民各位の幸せをお祈りし
皆さまの〝絆〟を深めていただくような節目となればと思っております。