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増築(改築)清祓祭
本日も曇空に時おり光が差し込むという天気ですが
少し風が強いためでしょうか、
温かさはそれほど感じない一日となっています。
さて、統計でも表われていますが
ここ数年は新築の住宅着工戸数が総じて減少してきており
それに伴い、地鎮祭の数も減ってきているようです。
そのような中で、気のせいかもしれませんが
既存住宅の増築や改築をする方が増え、その際に行う清祓祭の
数が以前より多くなっているように感じます。
清祓祭に伺った時のお話の中では
家賃の負担の軽減や、子育て負担の軽減などの理由で
二世代もしくは三世代が同居するために
増築や改築をするという方が多くいらっしゃいました。
やはり単身世帯化や核家族化の進行で
一時期はそれぞれが住まいを持つということが
当たり前だったかもしれませんが、
時代背景や生活面を考慮し、一緒に住むという選択をする方が
多くなっているのかもしれません。
なお、そもそも増築や改築をする際にお祓いをするものなのだろうか?
という方もいらっしゃるかもしれません。
私たちの日常生活に密接に関わっている
家屋や屋敷地内に手を加えることに際しては、
それぞれを司る神霊が宿っているとされているため、
工事に到る事情を奉告し、工事の安全はもとより
平穏な生活を送るための祈りを捧げるお祭りが必要なのです。
特に、建物・敷地の構造物が変わるということは
家相にも影響を及ぼしますので、古来より注意を要するもの
とされてきました。
工事後、清々しい新生活を送るためにも
きちんとした清祓祭(お祓い)をお受けになられることを
お奨めいたします。