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来週7月25日は諫早川まつり
本日も真夏日となり30度以上の猛暑となっています。
毎年のことかもしれませんが、
梅雨明け後の急な暑さに少々戸惑っています。
早くこの暑さに順応しなければなりません。
さて、来週の7月25日(日)は
毎年恒例の諫早万灯川まつりが開催されます。
今回で第53回を迎えるこの川まつりは、
諫早を襲った昭和32年7月25日の諫早大水害(本明川)で
犠牲となられた630名の尊い御霊のご冥福をお祈りするとともに、
より安全で美しいまちづくりを目的として開催されるものです。
じつは、諫早神社の前を流れる一級河川の本明川は
諫早大水害以前の昔から「暴れ川」として知られており、
これまで何度も水害・災害を引き起こしてきました。
これは本明川の特徴である、日本で最も短いクラスの一級河川で
かつ特に急峻な川であることが主な要因とされています。
つまり、大雨が降ると
瞬時に水が川を下ることで、一気に川の水が増し
洪水のエネルギーが強くなり
氾濫したときのダメージが大きくなるのです。
諫早大水害の時も、諫早神社では
鳥居が流され、池が荒れ、社務所や社殿が水につかるなど
莫大な被害を受けました。
このような被害を二度と起こさないために、
様々な災害予防の策を講じ、そしてこの記憶を風化させないためにも
ずっと語り継いでいく必要があります。
幸いにも諫早湾干拓などの効果により、
現在は大雨が降っても以前ほどには水嵩が高くなくなったと
思いますが、それゆえに危機感が薄れていくことが懸念されます。
毎年開催される、この川まつりを通じて
お祭りを楽しむとともに、その本来の目的に想いを馳せ
これまでの歴史や自然災害の恐ろしさを考える
きっかけにもしてほしいものです。
■第53回 諫早万灯川まつり
日時:7月25日(日)午後8時~(雨天順延)
場所:本明川一帯
内容:式典、万灯流し、新眼鏡橋イルミネーション、花火打上など
問合せ:諫早商工会議所(0957-22-3323)