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今日から「長崎くんち」
毎年10月7日~9日にかけて開かれる長崎市・諏訪神社の
秋の大祭「長崎くんち」が今日午前7時から始まっています。
この「長崎くんち」は376年の伝統を誇り、
国の重要無形民族文化財に指定されています。
7年に1度巡ってくる「踊り町」に当たった市内各町が
奉納踊りなど、さまざまな出し物を披露します。
ちなみに、今年の踊り町は、当番の馬町(出し物=本踊り)、
東濱町(竜宮船)、八坂町(川船)、銅座町(南蛮船)、
築町(御座船・本踊り)と大河ドラマ「龍馬伝」にも登場した
特別参加の籠町(龍踊り)の6カ町で、
これらの稽古は6月1日の「小屋入り」から始められています。
毎年、これを観に県内外から多くの方が来られるようです。
諏訪神社前の広場で各踊り町の奉納踊りがあり、見物客からは
アンコールを意味する「モッテコーイ」の掛け声が
賑やかに飛び交いますので、ぜひ一度ご覧になってみて下さい。
日程など詳しくはこちらのホームページをご参照ください。
ところで、なぜ「くんち」と言うのか。
収穫を感謝してご馳走を供える日の「供日」からという説や、
重陽の節句の九月九日に秋祭りを行ったことで「九日」と言われた
とする説などが一般的だそうです。