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神社の歴史研究
今日の諫早は心地のよい五月晴れで過ごしやすい一日となっています。
さて、諫早神社は今から1287年前の
平城京・奈良時代の神亀5年に創建された神社ですが、
明治時代までの千年以上は神仏習合で、社名は「四面宮」として
そして寺院「荘巌寺(しょうごんじ)」が同じ境内にまつられていました。
しかしながら、明治時代の神仏分離や昭和32年の諫早大水害など
自然災害の被災によって、昔の様子が記録されている資料は
残念ながら、ほとんど手元に残っていないというのが現状です。
そのような中、ある場所を整理していたところ
これまで知らなかった初見の資料が出てきました。
これは、諫早家の文書記録として残された日記「諫早日記」の中に
「四面宮」がでてくる箇所を表しているもので、
数百年前に諫早神社でどのような祈願が行われていたのかを
知ることができるかもしれない、大変興味深い資料だと思っています。
ちなみに、「諫早日記」などの日記類は
延宝4(1676)年から慶応4(1868)年までの約200年間の記録で、
日記の他に政治・行政・軍事・祭祀・交易・干拓・領界など多肢にわたっており
藩政時代の貴重な資料と伺っております。
今後、専門家の方々にご相談しながら
「諫早日記」の中で「四面宮=諫早神社」でどのような記述がされているのか、
どのようなエピソードがあったのかなどを調査・研究していきたいと思っています。