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今年の宮中献穀田は 諫早市
今日の諫早も心地のよい過ごしやすい一日となりました。
神社では、お宮参りのご奉仕をさせていただきました。
さて、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
宮中献穀田は、皇室行事の新嘗祭(11月23日)への献上米を奉耕するもので
全国の各都道府県からそれぞれ代表が選ばれまして毎年行われているものです。
もとは、明治25年に全国県知事連署をもって
宮中行事の新嘗祭における献穀の請願がなされたのが始まりで
以降、全国都道府県の農家代表が毎年10月下旬に宮中に献穀米を献上しています。
長崎県では、県知事の推挙により
毎年、県内の市町の持ち回りで献穀田が選定されていまして
今年(平成28年)の宮中献穀田が、諫早市で実施されることとなりました。
諫早市で実施されるのは、
合併前の平成15年に森山地区での実施以来13年ぶりとなります。
(旧諫早市では、平成2年に小野島地区での実施以来26年ぶり)
また、光栄なことに
諫早神社が兼務をしている神社の所管内が献穀田として選定されました。
現在、鋭意準備を進めているところでございます。
宮中献穀事業は、本来の主旨はもとより
五穀豊穣を祈り、収穫に感謝する祭りであるほか
民族芸能・伝統文化の保護育成や農業の大切さなどを広く認識してもらう
といった重要な役割も果たしている、たいへん意義深い事業です。
今後の予定としましては、
まず献穀田のお清めをする「斎田清祓(さいでんきよはらい)」
同時に、お清めをした稲の種を播く「播種祭(はしゅさい)」が行われます。
その後、「お田植祭」「青田祭」「抜穂祭」と続いていきます。
関係者で組織される実行委員会が主体となって事業が進められていきますので
地元の皆さまと一緒に、この一大事業に尽力して参りたいと存じます。