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田祈祷、長田地区さなぼりまつり
今日の諫早は時折り激しい雨に見舞われる不安定な一日となりました。
神社では、お宮参りなどをご奉仕させていただきました。
また、先週に引き続き
田植えのあと豊作を祈願する、諫早の伝統行事「田祈祷」が行われ
本日は森山町唐比地域、栄田町、本野地域の神社でご奉仕をいたしました。
田植えのご奉告と豊作祈願・五穀豊穣、
氏子地域の平穏・安泰、家々の家内安全・無病息災を
ご参列の皆さまと、心を一つに御祈願申し上げました。
そして、午前中には
長田地区さなぼりまつりで水稲豊作祈願祭をご奉仕いたしました。
JAながさき県央や長田地区の自治会、
地域の各種団体で構成する実行委員会が主催しており
今回で27回を迎える、長田地域を挙げての一大行事となっています。
さなぼりまつりは水稲の豊作祈願と、
田植えを終えた後の慰労会が目的とお伺いしております。
もともと、「サ」は田の神様を意味しており
サクラ、サツキ(5月)、サオトメ、サナエなどの「サ」は
田の神様を意味する「サ」となります。
田植えの始めの日を「サオリ」「サビラキ」などというのに対して
田植えが終わり、「サ」の神様が山にお帰りになりお送りするお祝いの儀式が
「サナボリ(地域によってサノボリ・サアガリ・サナブリとも言う)」です。
「サナボリ」の祭りは、全国各地で地域により様々な形で行われています。
長田地区のさなぼりまつりでは、
水稲豊作祈願の神事をはじめ、地元保育園や地元小学校の出し物、
地域の伝統芸能、歌謡ショー、各種ゲーム、もちまき、
さらに、生産・生活資材・農機具・自動車などの展示・販売など
多彩な内容となっていて、地元住民をはじめ多くの来場者で賑わいます。
本日は、神事の際に激しい豪雨に見舞われましたが
その後は天候も持ち直したようでよかったです。
これからも、さなぼりまつりを通して、地域の絆をさらに深められ
長田地区のご発展につながりますようご祈念申し上げます。