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諫早大水害から今年で60年
今日の諫早は湿度も気温も高い状態が続き
蒸し暑い炎天下の一日となりました。
神社では、新しい住まいに入居されるお宅へお伺いして
新宅祭(家祓清祓)をご奉仕いたしました。
さて、今年は 昭和32年(1957年)
7月25日に発生した「諫早大水害」から60年という節目の年を迎えました。
水害というと直近では九州北部豪雨で大きな被害が出ました。
近年は特に局地的に猛烈な雨が降るなど
災害はいつでもどこでも発生する可能性があります。
諫早大水害では、一昼夜に1,000mm以上もの大雨が降り
630名超の方々が犠牲になりました。
諫早神社も、鳥居消失や境内の荒廃など甚大な被害を受けました。
60年を経た今でも境内のいたるところでその爪跡を確認できるほどです。
↑
これは天満町側(本明川の対岸)に建っていた諫早神社の鳥居です。
この後、二基の鳥居は流されてしまい、残念ながら現在も復興はできておりません。
先日、諫早大水害から60年を迎えるにあたり
当時の写真や新聞記事、現代美術作品を交えた企画展
「水害×現代美術+防災展」を拝見するため諫早市美術歴史館へ行きました。
あらためて、被害の凄まじさや防災対策の大切さを感じてきました。
諫早市では、このような災害が繰り返されないよう
国や県と力を合わせて、防災に向けた様々な取り組みを進めています。
しかしながら、いざ災害となった時には
市民一人一人の心構えや対策も重要となってきます。
現在、スマホ(インターネット)・メール・テレビ・ラジオ・防災行政無線など
様々な手段により、手軽に避難情報を入手することができます。
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これらを確認し、登録・ブックマークするなどして
いざとなった時のために、日頃から備えておきましょう。