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出雲大社も平成25年に遷宮
平成25年といえば伊勢神宮の式年遷宮の年ということで
ご存じの方も多いと思いますが、
じつは神話の国造り・国譲りでも有名な出雲大社も
同じ年に「平成の大遷宮」として遷宮を行います。
また、出雲大社は諫早神社の
御祭神でもある大国主大神(大己貴大神)をお祀りしており
非常に関係の深いお宮です。
現在は縁結びの神様として
若い方にも広く知られている出雲大社ですが、
60年ぶりの御修造ということで作業がなされており
平成25年5月10日には麗しく甦った御本殿に大神様がお還りになられる
「本殿遷座祭」が斎行される予定です。
具体的には、60年の長きに亘り御本殿をお守りしてきた
大屋根の檜皮を全て撤去し、野地板など木部の修理を経て、
新しい檜皮により御本殿大屋根の檜皮葺き作業をしています。
国宝にも指定されている出雲大社御本殿の大屋根には
3尺(約90cm)・3尺5寸(約105cm)・4尺(約120cm)という
長い檜皮が使われていますが、
このような長大な檜皮を用いる建物は全国でも類がなく、
出雲大社の御本殿を守るために先人が培ってきた工法は
脈々と受け継がれ現代に伝えられているのです。
伊勢神宮の式年遷宮は20年に一度、
出雲大社の御遷宮が大凡60年毎になされているということで
この日本を代表する最も尊いお宮の遷宮が同じ年となることは稀で
歴史上初めてとも言われており、これは何か意味があるのかもしれません。
なお、出雲大社の社伝によると
本殿の高さは上古32丈(96m)、中古16丈(48m)であったと記されていて、
現在の規模をはるかに超えるものです。
しかし、96mもしくは48mの社殿は建築上不可能ということで
ずっと疑問符が付けられていましたが、
平成12年の境内発掘調査の結果、巨大な柱が発見されました。
この巨大な柱が社伝に伝わるものであるということが判明し、
それをもとに復元図を描いたものがこの壮大な社殿です。
皆さんは何をお感じになりますでしょうか。