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和食を世界遺産登録へ
今日の諫早地方は終日曇り空が広がる一日でした。
明日も降水確率は低いものの晴れ間は期待できないようです。
さて、現在日本政府においては「和食」を
ユネスコの世界無形文化遺産に登録をしようとしています。
この提案の理由としては、和食が
・日本の国土に根ざした多様な食材が新鮮なまま使用されている
・コメを中心とした栄養バランスに優れた食事構成となっている
・食事の場において「自然の美しさ」「季節の移ろい」が表現されている
・正月や田植え、収穫祭のような年中行事と密接に関連している
といった特徴を持つ素晴らしい食文化があり、
世界的に見ても諸外国から高い評価を受けているためです。
つまり、食事という空間の中で
「自然の尊重」という精神を表現している「社会的慣習」 として
「和食」を世界無形文化遺産にしようと提案するものです。
ちなみに、世界においては
食に関する世界遺産はすでに存在しており、
フランス美食術、地中海料理、メキシコ伝統料理、
トルコ伝統料理が近年登録されています。
提案理由にもあるように、
日本の慣習や伝統文化あるいは神社の様々な行事と食には
密接なつながり・相互の関係性があります。
「和食」が世界遺産となれば
私たち日本人においても日常の何気ない食事について
見直したり改めて認知する機会になると思いますので、
早期の登録が期待されるところです。
なお、今月中には最終的な提案がユネスコに対して行われ、
仮に最短のスケジュールで審査がすすめば
平成25年末にも登録される可能性があるようです。