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新春書き初め大会
皆さまは「新春の書き初め」されたことありますでしょうか。
新しい年が明けて、初めて墨をすり、清らかな気持ちで筆を持ち
真っ白な紙に初めて書を描く「書き初め」は、
吉書(きっしょ)、初硯(はつすずり)、試筆(ためしふで)
などとも呼ばれるお正月の恒例行事です。
もとは1月2日に行われるものでしたが、現在は
その日に限らず新年の初書が「書き初め」とされています。
墨を摺るのは、元旦に汲み上げた「若水」と呼ばれる
歳神様に供えたり家族の食事に使ったりする水を使います。
書をしたためる時は、恵方に向かい
「福」や「寿」などの文字や
漢詩などを書くことが多かったようです。
元来は宮中行事として行われておりましたが
江戸時代に寺子屋教育などで盛んになり、全国に広まっていきました。
書きあげた文字は
神棚の前に掛けたり、恵方に向けて貼ったりしていました。
そして、小正月(1/15)の頃
お正月飾りと一緒にお焚き上げをし、その炎が高く燃え上がるほど
字が上手くなると言われていたのです。
諫早市でも、諫早ライオンズクラブの主催で
1月17日(日)に、御館山小にて
「第28回諫早小・中学校新春書初め大会」が開催され
226名の生徒が参加されたそうです。
たくさんの子供たちが
真剣に筆を走らせる様子や楽しそうに参加している様子を
ケーブルテレビなどで拝見しましたが
とても貴重な体験だったようですね。
なお、1月24日(日)に
その表彰式が諫早市民センターにて行われるとのことです。
ちなみに、諫早神社でも
以前は書き初め大会が行われていたようですが
数十年前から途切れてしまっています。。