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上五島での研修(2)
今日の諫早も清々しい青空が広がり
秋の訪れを実感する涼しい一日となりました。
本日は「戌の日」ということで
神社では安産祈願や初宮詣(宮参り)をご奉仕しました。
次の「戌の日」は9月29日(日)です。
休日で他のご祈願もあるため、ご予約はお早めにどうぞ。
さて、昨日のブログ(上五島での研修)の続きです。
宿での夕食懇親会のあと、
本研修のメインでもある上五島神楽を拝観するため
一同、政彦神社へ向かいました。
神社では、子供神楽の練習事始めの日でもあったようで
子供やその親など二十数名ほどが既に拝殿にいらっしゃいました。
上五島神楽は、四百年以上の伝統を持つ里神楽です。
昭和56年には長崎県の文化財に指定され、
平成14年には国の選択無形民俗文化財の指定を受けており
地域の伝統のみならず文化的価値もますます高まっています。
舞の種類は30番あり、
畳2枚分の板張りの上で特色ある神楽が繰り広げられます。
今回は時間の関係もあり
全30番の中の5つの神楽を拝見させていただきました。
なお、この上五島神楽の舞手は
上五島の神職を中心とした上五島神楽保存会で担っています。
はじめて上五島神楽を拝見しましたが、
太鼓の激しいリズムに乗った躍動的な動きや
一番一番に特色のある物語と表現を楽しむこともでき
非常に感銘を受けました。
神楽と神楽の間の解説もわかりやすくよかったです。
上五島神楽は、
通常は神社例祭(10月頃)に奉納されるものですが
それ以外の時期でも、日程が合えば上五島を訪れる
観光客の方々も観ることができるしくみがあるようです。
上五島を訪れる際は神楽を観てはいかがでしょうか。
オススメです。
詳しくはこちらをご覧ください。
また、神楽のはじまる前には
オリジナルの巫女舞も拝見することができ
こちらも完成度が高く、非常に素晴らしい舞でした。
上五島神楽拝観のあとは、
保存会の皆さんと懇親会(二次会?)でした。
お話をお聞きすると色々とご苦労もあるようですが、
地域の宝・国の宝ですので、様々な支援も必要ですし
これからも永く大切に伝承していかなければと思います。
二次会懇親会後は、徒歩で宿へ戻り
神楽を拝観した高揚感のまま眠りにつきました。
次の日、二日目は早朝より上五島視察研修です。
ただ、フェリーの出発時間が午前11時となっていて
3時間ほどの限られた中、バスで島内視察をしました。
視察の内容は次回のブログで。