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「節分の福豆」、お頒ちしています
今日の諫早は午前中までは曇りで、お昼を過ぎると雨が降ってきました。
記録的な大雪の影響が長引いており心配です。
神社では、厄入り厄除けや厄晴れ厄明け祈願をご奉仕させていただきました。
さて、今年も早いもので「季節を分ける日」、
吉凶の節目でもある「節分」の日まであと一週間ほどとなりました。
「節分」は、季節の境目にあたり、
そのような節目の日(境界)ではバランスが悪くなってしまうため、
魔物が侵入しやすい時期とされています。
そこで「鬼は外!」「福は内!」と声を出して
鬼が嫌いな豆を撒いて、邪気を祓い
身を守って、さらには福を呼び込もうとするのです。
その「節分」に向け、諫早神社では社頭にて福豆を頒布しています。
福豆 :初穂料300円でございます。
各ご家庭での豆撒き用としてお使いいただけるものです。
節分の日までは、神棚などにお供えしておきます。
数に限りがありますので、ご希望の方はお早めにお受け下さい。
以下に、節分の豆撒きの作法をご紹介します。ご参考に。
【 節分 豆撒きの作法 】
1.
節分の日の夕刻までは、豆は神棚などにお供えしておく。
なぜ夕刻かというと、立春を控えたギリギリの時間を狙うためです。
2.
節分の日の夕刻、まず玄関や窓を開けて
「鬼は外!」と(一般的には二回)言いながら外に向かって豆を撒く。
最初に「鬼は外!」と言うのは、福を呼ぶ前に厄を祓うため。
3.
続いて、家の中に向かって
「福は内!」と(一般的には二回)言いながら豆を撒き、福を招き入れる。
4.
鬼が戻ってきたり、福が出ていかないように玄関や窓をしっかりと閉める。
5.
一年の無事や健康を祈り、豆を食べる。
年齢(できれば数え年)の数の豆を食べるといいとも言われている。
ちなみに、豆撒きの他にも、節分には「恵方巻き」や
「柊(ひいらぎ)に刺した鰯(いわし)の頭を門口に飾る」という行事もあります。
「恵方巻き」は近年普及した風習ですが、
後者の行事の由来は、昔からのもので
節分の夜には「かぐ鼻」という鬼が各家々を廻って
人を食べてしまっていたことがあり、
その鬼が嫌いな臭いの鰯で、柊の棘(とげ)とともに撃退するというものです。
節分の日に このように多くの厄祓いの方法があるというのは
それだけこの日が危うく、邪気が入り込みやすい日だということです。
皆さんも節分の日には
邪気を祓い、鬼を追い出し、福を呼び込みましょう。