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お田植祭の様子③
今日の諫早も大雨警報が発表されるなど激しい雨に見舞われました。
神社では、お宮参りのご奉仕をさせていただきました。
足元の悪い中に、ようこそお参り下さいました。
さて、昨日のブログの続編です。
去る6月26日にご奉仕しました
当社管轄の小野地区(黒崎町)での宮中献穀田のお田植祭について、
その日はテレビ局・新聞社などマスコミの方々も取材にお越し下さいました。
長崎新聞さんや西日本新聞さんにも記事が掲載されましたので
ご覧になった方も多かったと思います。
今回は、写真をもとに、当日の様子をより詳しくご紹介いたします。
今回、早男(さおとこ)早乙女(さおとめ)をご奉仕してくれた
地元中学生の11名です。
伝統衣装をまとって、身も心が引き締まっているようでした。
斎田近くの「ふれあい会館」から出発して参進行列を行いました。
天候にも恵まれ、清々しい気持ちで歩を進めました。
テレビ局・新聞社をはじめ、写真愛好家の方々や
地元の方々がカメラのレンズを向ける中、緊張した面持ちで斎場へ向かっています。
参進行列には、祭主・祭員・巫女、早男・早乙女などの
祭典奉仕者をはじめ、宮中献穀奉賛会の方々も一緒に隊列を組みました。
まもなく、斎場へ到着。
約100名のご参列者に加え、地元の方々も多数お集まり下さいました。
御神前にて、祭主によりお田植祭の祝詞が奏上されています。
当社の巫女による神楽舞「浦安の舞」を奉納いたしました。
玉串奉奠。
祭主が玉串を奉り、拝礼の際には祭員・巫女が列拝しています。
斎場そばの、斎田に移動して
まずは司会の方が早男・早乙女の紹介をしています。
植えはじめは慣れない手つきで、足元も不安定な中に
なかなか思うようにいかないようでした。
一列一列植えていくに連れて、だんだん慣れてきたようで
田の恵みの神様の御加護を頂きまして、しっかりと田植えが行われました。
田植え後には、祭員が奉持していた
神様の依代(よりしろ)である斎串(いぐし・いみぐし)を
祭主が水口(みずぐち・みなくち:水の取り入れ口)に刺立てました。
そして、祭主の先導に合わせて、斎串に向かって
ご参集の皆さんと共に拝礼をして早苗の健やかなる成長を祈願いたしました。