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抜穂祭での巫女舞、練習6日目(最終日)
今日の諫早は台風の接近を前に穏やかな雲空の一日となりました。
長崎県に直撃すると予想だった台風18号は
想定されていたコースよりもやや西側・北側を通過するようですが
市内には自主避難所が開設されるなど、被害を最小限に抑える準備が進められています。
神社では、酒造会社さんにお伺いしての仕込み始めの醸酒祈願祭や
飲食店さんにお伺いしての神棚移設清祓をご奉仕させていただきました。
さて、宮中献穀事業の次の行事で10月10日開催の「抜穂祭」に
奉納する巫女舞の練習ですが、本日10月4日に第6回目のお稽古をしました。
今回が、本番前の最後のお稽古です。
当社の巫女の指導のもと、地元の中学生3名が練習に取り組みました。
本番を前に、巫女装束である白衣・緋袴、髪飾り
そして舞の衣装である「千早(ちはや)」をはじめて着装してお稽古に臨みました。
本番と同じ装束でのお稽古に、ぐっと気が引き締まっているようでした。
実際に、舞を奉納する場面をシミュレーションして
それぞれの動きの連携などを一つ一つ確認しながら稽古納めとしました。
本番当日まで、あと数日ありますので
手の角度や三人できっちりそろえる部分など細かいところの課題については
またそれぞれで練習を重ねていって頂ければと思います。
抜穂祭では、これまでのお稽古の成果を十分に発揮され
御神前に 美しく可憐な巫女舞を奉納(披露)されることを期待しております。
皆さんが真摯に取り組み、上達していく姿を見ることができて嬉しかったです。
短い期間でしたが、
巫女舞を通じて日本美の奥深さなどを感じ取っていただき
この経験を、今後の生活・人生に活かしてもらえれば幸いに思います。
当日は、新穀感謝の優美な舞、どうぞよろしくお願いします。