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神社の近くで育つと「幸せ」を感じやすい
今日の諫早は明け方までの雨も上がり
少々湿度が高いものの、過ごしやすい一日となっています。
神社では、車のお祓い、安産祈願、初宮参りなどをご奉仕いたしました。
さて、少し前のニュースになりますが
「子供の頃に、神社仏閣が近所にある地域で育った人は、
そうでない人に比べて幸せを感じている」との調査結果が発表されました。
統計学の計算手法を用い、アンケート結果を分析し
大阪大学・大竹文雄教授(専門:行動経済学)などの研究チームがまとめています。
大竹教授は、芸人で小説家の又吉直樹氏(ピース)が出演している
NHK・Eテレの若者向け経済番組「オイコノミア」でも講師をされており
ご存知の方も多いのではないのでしょうか。
大竹教授によりますと、
「神仏や他人に見られている感覚を持つことで 正直になり、
人間関係が良好になって幸福度が高まるのではないか」と分析されているそうです。
その他にも、他者への信頼感などの
「ソーシャル・キャピタル」(社会関係資本)に関しても分析を行い
寺社の有無を「操作変数」として扱い、
ソーシャル・キャピタルが幸福度などを高めているかどうかを計算。
その結果、神社仏閣が近くにあった人はそうでない人に比べて
操作変数が高く、これを基に幸福度を年収に換算して調べたところ、
神社仏閣が近くになかった人より高くなることが分かったそうです。
また、論文では
「神社の存在がソーシャル・キャピタルを高めているのは、
神社の存在そのものが、ソーシャル・キャピタルを高めるような世界観をもたらす
可能性を示唆している」とも言及されており、興味深い内容です。
当社も、神明奉仕を通じ
神社としての社会的役割も自覚しながら社務に励み
氏子・崇敬者の「心の拠りどころ」として貢献できるよう努めて参ります。