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詩吟(しぎん)
本日は終日穏やかな一日でしたが
関東では強風が吹き荒れ
交通機関がマヒするなどの大きな影響もでたようです。
さて、明後日4月4日(日)に
諫早文化会館にて「詩吟朗詠錦城会 長崎県本部大会」が
行われます。
詩吟とは日本の伝統芸能の一つで
漢詩や和歌、俳句、短歌などに独特の節回しをつけて
吟ずる(詠う)ものです。
最近は、漫才コンビ「天津」の木村卓寛氏が
「あると思います」「吟じます」というフレーズを使い
詩吟風のネタを披露しているため、そのような形のものを
耳にしたことがあるかもしれません。
詩吟の由来は古く、平安中期の頃の漢詩や和歌の
宮廷歌謡 「朗詠」であると言われています。
江戸時代になると
徳川五代将軍「綱吉」が、湯島に昌平坂学問所を開き、
諸藩の秀才を集めて全寮制の教育を行った(現在の東大の前身)時に、
漢詩の講義で、漢詩に「ふし」をつけて読んで聞かせたのが
今日の詩吟の始まりとなったと言われています。
また幕末においては、悲憤慷慨・士気高揚を図り
明治維新の原動力の一翼を担ったとも言われています。
近年は、老若男女だれでも気軽に始められるということと
腹式呼吸を使い心肺機能を健康にする効果があるということから、
健康維持などをきっかけに詩吟を始める方も多いそうです。
その詩吟の大会が
明後日、諫早文化会館で行われますので
ご関心のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
■詩吟朗詠錦城会 長崎県本部大会
日時:4月4日(日) 午前11時~午後4時30分
場所:諫早文化会館・大ホール(長崎県諫早市宇都町9-2)
入場料:1,000円
問合せ先:詩吟朗詠錦城会長崎県本部(TEL:0957-26-8814)
なお、昨日のブログ記事の
卯月(4月)歳時記の内容が誤っておりましたので
訂正いたしました。