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平成22年 重陽の節句
本日は余り知られていませんが、今日9月9日は
9という最大の陽数(奇数)が重なる日として
「重陽の節句」の日です。
そもそも「節句(節)」というのは
古代大陸の暦に定められた季節の変わり目を言うもので、
これが日本に伝来し、
日本古来の風習と結びついて形成されてきたものです。
宮中ではこれら節句の定められた日に邪気を祓う
「節会(せちえ)」と呼ばれる祭事を行っていました。
江戸時代になると、
幕府はこのうちの5つを「五節句」として式日に定め、
宮中の正式行事として行うようになりました。
奇数が重なった日を節句として定め
五節句には3月3日や5月5日がなど選ばれています。
ただ、1月1日(元旦)だけは別格とし、
1/7、3/3、5/5、7/7、9/9を五節句としています。
明治になると宮中行事は廃止されてしまいましたが
これら「五節句」は今でも年中行事として
私たちの生活に受け継がれているのです。
「重陽の節句」の詳細は、コチラの過去ブログをご参照ください。