「歌会始の儀」 今年のお題は「光」
前々回のブログで
和歌のことについて少々触れましたが、
本日1月14日、新春恒例の「歌会始の儀」が
皇居・宮殿「松の間」で開かれています。
今年のお題は「光」。
天皇、皇后両陛下をはじめ皇族方の歌のほか、
一般応募2万3346首から選ばれた入選者10人と
選者たちの歌が朗詠されたそうです。
歌を披露する召人(めしうど)は、天皇陛下に特別に招かれた
歌人の武川忠一さん(90)が務められました。
この「歌会始の儀」は、毎年の始めに
皇族・貴族が集い和歌(短歌)を披露しあうものです。
こうして人々が集まって共通の題で歌を詠み披露しあう会は
奈良時代には既に行われていたという記録があるそうです。
現在は、皇族のみならず国民広くから和歌を募集し
お披露目されていて
テレビ(NHK)などでも生中継されていますので
ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。
このような「歌会」は
言葉の美しさや心情の様相、時の情趣などが感じられて
素敵で雅やかな伝統行事ですね。
ちなみに、来年のお題も既に発表され
来年のお題は「葉」です。
宮内庁で応募を受け付けており、
締め切りは今年の9月30日(消印有効)になります。
ご関心ある方は応募してみてはいかがでしょうか。
詳細な応募要領は
宮内庁ホームページをご参照下さい。