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節分 福豆をお頒ちします 豆撒きの作法
本日の諫早地方は、風が時折り強いものの
温かな日差しが降り注ぐ空模様で、
気温も昨日までよりもぐっと高く感じた一日となりました。
さて、先日のブログでも告知していました
節分に向けた福豆の頒布について、改めてお知らせします。
ようやく準備が整いましたので、
先日より諫早神社の社頭にて福豆の頒布を始めております。
この福豆は、当宮において
邪気退散・無病息災のご祈祷を行ったものです。
各ご家庭での豆撒き用としてお使いいただけるもので、
節分の日までは神棚などにお供えしておいて下さい。
数に限りがありますので、ご希望の方はお早めにどうぞ。
また、ここで節分の豆撒きの作法についてご紹介します。
【 節分 豆撒きの作法 】
1.節分の日の夕刻までは、豆は神棚などにお供えしておく。
なぜ夕刻かというと、立春を控えたギリギリの時間を狙うためです。
2.節分の日の夕刻、まず玄関や窓を開けて
「鬼は外!」と(一般的には二回)言いながら
外に向かって豆を撒く。
最初に「鬼は外!」と言うのは、福を呼ぶ前に厄を祓うため。
3.続いて、家の中に向って
「福は内!」と(一般的には二回)言いながら
豆を撒き、福を招き入れる。
4.鬼が戻ってきたり、福が出ていかないように
玄関や窓をしっかりと閉める。
5.一年の無事や健康を祈り、豆を食べる。
また、年齢(できれば数え年)の数の豆を食べるといいとも言われている。
皆さん、このような節分の作法はご存じでしたでしょうか。
ちなみに、節分には福を取り込もうと「恵方巻き」や
「柊(ひいらぎ)に刺した鰯(いわし)の頭を門口に飾る」
という行事などもあります。
「恵方巻き」は近年普及した風習ですが、
後者の行事の由来は、昔からのもので
節分の夜には「かぐ鼻」という鬼が各家々を廻って
人を食べてしまっていたことがあり、
その鬼が嫌いな臭いの鰯で、柊の棘(とげ)とともに撃退するというものです。
節分の日に
このように多くの厄祓いの方法があるというのは、
それだけこの日が危うく、邪気が入り込みやすい日なのです。
皆さんもこの節分の日に、しっかりと鬼を退けて福を呼び込みましょう。