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お七夜(おしちや)=「命名の儀」
今日の諫早地方は終日どんよりとした曇り空でした。
また、戌の日でもあり安産祈願のご奉仕をさせて頂きました。
明日は再び雪が降り、厳しい寒波に見舞われるようで、
気温低下により明朝にかけては水道管の破裂などに注意が必要です。
さて、昨日のブログで赤ちゃんの名付けについて取り上げましたが、
今日もそのことに関連して、赤ちゃんの名前をつける日のしきたり、
「お七夜(おしちや)」をご紹介します。
お七夜とは、
「お七夜の祝い」「名づけ祝い」「命名の儀」「命名式」ともいわれ、
誕生後7日目(生まれた日も入れて)に赤ちゃんに名前をつけ、
半紙にその名前を書いて、神棚などに貼ってお祝いをすることです。
もし神棚がない場合は、赤ちゃんが寝ている近くの壁面に貼ります。
一般的には、初宮詣(お宮参り)までの約1ヶ月間は
その命名書を貼って飾っておくようです。
なお、現在の民法では、
出生後14日以内に役所へ出生届を出すことになっています。
そのため名付けは14日以内であればという考え方もできますが、
本来、日本では名付けは生後7日目に行い、
家族の一員としてお守り戴くよう、家の神様や
その土地をお守りいただいている産土(うぶすな)神様に
誕生を報告してご祈願するのです。
この「お七夜」の起源は、昔は子供が誕生しても
必ずしも無事に育つとは限らなかった時代だったことから、
「七日目」を大事な節目としてお祝いをしたのが始まりで、
少なくとも1200年以上前の平安時代頃から行われているそうです。