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藤井フミヤさん 遷御の儀を奉拝して
今日の諫早はこれぞ秋晴れという青空となりましたが
朝夕には肌寒さを感じる時間帯もでてきています。
神社では、七五三詣や車祓いをご奉仕させていただきました。
さて、10月2日に厳粛に行われた伊勢神宮・式年遷宮の
最重儀である「遷御の儀」、境内に参進し
間近で参列できたのは特別奉拝者の約3,000名の方々でした。
もちろん私はメディアや遷宮公式サイトからの映像配信でしか
拝見することが叶わなかったものの、遥拝し
その瞬間に「遷御」を心で感じることができ素晴らしい経験でした。
この「遷御の儀」に参列した特別奉拝者の方々が
それぞれの感想を書かれており、新聞などで読むことができます。
その中で、今回は
式年遷宮のイメージソングを手掛けられた
歌手・藤井フミヤさんが書かれた手記をご紹介いたします。
感動が伝わってきますので、ぜひご覧ください。
以下、神社新報(平成25年10月28日付)からの転載です。
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御遷宮は、まるで夢幻の出来事でありました。
静寂に包まれた新月間近の夜、御本殿に浮かぶ篝火の灯。
真新しい檜の扉が軋む音を立て開かれると、
装束姿の神職の方々が夜風のごとく現れる。
その御奉仕される影は息を飲むほど美しく、
御神体が新宮へ遷られる光景は、
感無量で一生涯忘れることはありません。
あれこそが神秘的というのでしょう。
平成十八年に第六十二回式年遷宮のイメージソング
「鎮守の里」を作らせていただいてから、
さまざまな行事を通じ、多くの方々に出会い、多くのことを学びました。
遷宮を知ることで日本人の精神の成り立ちを学べたことは、
これからの人生の大きな道標になるはずです。
どれほど時代が移り変わろうと
遷宮が執りおこなわれるかぎり、神宮は同じまま存在しつづけます。
それはもっとも古く、もっとも新しい日本人の精神です。
遷宮は先人たちと今を生きる私たち、
そして未来の人々を繋いでくれる、
日本の平和と安泰を願う絆です。
今回、歴史的な神事に御奉仕できたことを心から感謝致します。
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