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皇居勤労奉仕の感想(4)
今日の諫早はどんよりとした曇に覆われ、
少し肌寒さを感じる一日となりました。
さて、前回ブログの続きで
長崎県神社庁の「皇居勤労奉仕の旅」が
どのようなご奉仕なのか、どういった感じのツアーなのか、
近年参加された方々の感想を数回に渡ってご紹介していきます。
今回が最新版のアップになりますので
本シリーズの連載はいったんここで終了しますが、
来年以降もその都度ご紹介していきたいと思います。
この感想は、神社庁が毎年発行している『庁報』に
掲載されており、神社庁のホームページで公開しているものです。
------ ここから ------
皇居勤労奉仕の感想(4)
平成26年庁報に掲載 〜Yさん(大村市在住の男性)の参加記〜
九月二日から七日まで
久田松団長の下、五泊六日の日程で実施されました。
九月二日、八王子市にある武蔵野御陵で
大正天皇、貞明皇后陵、昭和天皇、香淳皇后陵を参拝。
その後、東京九段の靖國神社にて正式参拝し遊就館を見学しました。
九月三日、皇居での勤労奉仕が始まります。
皇居では、毎朝入口で身分証明証を提示しチェックを受けます。
初めての奉仕作業は二重橋近くの清掃から始まり、
長和殿周辺の芝生園の草取り作業を行いました。
九月四日、宮中三殿(賢所、皇霊殿、神殿)周囲の草取りを行い、
午後からは畏くも天皇皇后両陛下の御会釈を賜りました。
九月五日、場所を皇居から赤坂御用地へと移し奉仕作業を行いました。
園遊会が開催される庭園の草取りを行った後、
皇太子殿下の御会釈を賜りました。
九月六日、再び皇居に戻り東御苑での奉仕作業となりました。
天守台下の本丸大芝生園の草取を終えると、
奉仕団の中から代表者を募り天皇陛下からの賜り物を戴きました。
その後、他の奉仕団員とは別行動で
蓮池参集所(天皇陛下の御会釈を戴いた場所)の室内清掃を行い、
皇居奉仕の全ての日程が終了しました。
九月七日最終日、川越市内を観光し、喜多院を訪れました。
徳川家の家具等が展示されており、院内にある五百羅漢は
色んな表情の僧侶の像が並んでいました。
その後、東京浅草で昼食を取り、浅草寺界隈の散策を楽しみました。
皇居での奉仕四日間は、
朝八時に皇居に入り、午後三時三十分まで
皇居内で清掃活動を行いますが、休憩、昼食、奉仕場所までの移動や
施設説明等がある為、実質の作業は三〜四時間程であったと思います。
今回、皇居勤労奉仕団に参加して、多くの感動・感銘を受けましたが、
次の四点は特に心に残っています。
一、
天皇、皇后両陛下、皇太子殿下の御会釈で直ぐ側でお会いできた事。
二、
通常時は入れない皇居、赤坂御所で、毎日場所を変えて奉仕作業出来た事。
三、
皇居、赤坂御所内の施設を見学し詳しい説明を受けられた事。
四、
奉仕団二十六名の方と親しくなれた事。
一方、観光については武蔵野御陵参拝、靖國神社正式参拝、
両国では本場のちゃんこ鍋を食べ、豪華船ディナークルーズでのビュッフェ、
東京スカイツリーからの遠望、「すばらしい」の一言でした。
皇居奉仕を終えた六日夜の大江戸温泉物語では、
ゆっくり温泉を楽しみ、四日間の疲れが取れ
浴衣で寛いだ宴会は大変盛り上がりました。
最終日の川越観光では、徳川家ゆかりの「喜多院」を見学し、
表情豊かな五百羅漢が印象に残っています。
------ ここまで ------