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諫早大水害殉難者慰霊祭ならびに東日本大震災復興祈願祭
今日の諫早はうっすらとした雲が空を覆い
気温が安定していて比較的過ごしやすい一日となりました。
さて、先日の3月11日で
東日本大震災から四年目を迎える節目の日でありました。
県内神社の若手神職で組織する「長崎県神道青年会(長崎神青会)」では
この節目の日に、諫早市の本明川河川敷において
諫早大水害殉難者慰霊祭ならびに東日本大震災復興祈願祭を執り行いました。
諫早大水害は、今から58年前の
昭和32年7月25日に、諫早の母なる川「本明川」が大雨により氾濫し
600名以上もの犠牲者を出した災害史に残る大規模な自然災害です。
現在、毎年7月25日には慰霊を主旨とした「諫早川まつり」が開催されています。
また、諫早神社は本明川沿いに鎮座しているため
昭和32年の諫早大水害では多大な被害を受け、鳥居の流出、参道の崩壊、
社殿・社務所の浸水、心字池の荒廃など、水害前後では境内の様子は一変しました。
このたび、長崎県神道青年会では
諫早の地で東日本大震災復興祈願祭を行うことにあたり
諫早大水害の殉難者慰霊祭を執り行っていただきました。
会長様をはじめ、ご奉仕をいただいた祭員の皆様、会員の皆様に
市民の一人として感謝申し上げたいと存じます。
今回は、私も 来賓の方々のご案内をはじめ
祭場手配や祭壇・神饌の準備など様々な面でお手伝いをすることができました。
当日は、地元代表や本明川関係者の代表の方々をはじめ
神社関係の方々にご参列をいただきまして
平戸神楽の奉奏など、厳粛な中に執り行われました。
ご参列いただいた地元代表の方には、たいへん温かいお言葉を賜り
今後も節目の折りには、慰霊祭を行ってもらいたいとのお声もいただきました。
一神職として、祈ることの大切さを改めて感じた祭典となりました。