栗面町・貴船神社の上棟祭、いよいよ明日!

 

今日の諫早は雨が降ったり止んだりと不安定な一日となりました。

 

神社では、お子さんの一歳の誕生日を迎える初誕生祭や
車のお祓いをご奉仕させていただきました。

 

 

さて、当社が兼務をしている
栗面町・貴船神社の改築事業については、工事も予定通り進捗し
いよいよ明日は、伝統建築最大の行事とされる上棟祭を執り行います。

 

上棟祭とは、建物の柱などの骨組みが完成に近づき
屋根の一番高い位置にある「棟木(むなぎ)」を上げる際に行われる神事です。

 

これまでの工事の進捗に感謝するとともに、
竣工に至るまでのご加護と建物の堅固長久を祈念するものです。

 

 

今回は神社の上棟祭ということで、現在の建築ではほとんど見られない
日本古来の伝統的な形で上棟の儀式を行います。

 

具体的には、「博士杭の儀(はくしくいのぎ)」
「曳綱の儀(ひきつなのぎ)」「槌打の儀(つちうちのぎ)」などを行います。

 

また、お集まりの皆様へ餅まき(お福分け)もあります。

 

 

たいへん意義深い儀式ですので、栗面町の皆さまには
ぜひお誘いあわせのうえ、多くの方々にご参集いただければと思います。

 

餅まきは、神事の中で行う「散餅散銭の儀」という
災いを祓うための儀式が由来とされています。

 

日本では1300年前の平安時代から、おめでたい行事には必ず餅をまいて
多くの人々にその福を振る舞い、人々の幸せを願ってきました。
福を分け与えるという意味で「お福分け」とも呼ばれています。

 

 

心配されていた天候も、関係者の皆さまの想いが通じたのか
日に日に降水確率が低くなり、落ち着いた空模様となりそうです。

 

 

 







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