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子育てに関する通告・お悩み・相談は → 「189」
今日の諫早も夏の青空が広がり気温もぐんぐん上昇しました。
神社では、土曜日の大安ということもあり
朝一番7時からの清々しい地鎮祭などご奉仕させていただきました。
さて、先月より運用が開始された
児童虐待の通報や子育ての悩みなどを受けつける児童相談所(児相)の
全国共通ダイヤルの番号「189(いちはやく)」をご紹介します。
厚生労働省によると、全国の児相が平成25年度に対応した
虐待の相談件数は7万3802件で、10年前の約3倍となっています。
最近はニュースで取り上げられる事件も見受けられますが
報道にはならないケースも数多く、深刻な社会問題です。
そこで、専門職員に「いちはやく」連絡を取ることで
子どもたちや保護者のSOSの声をいちはやくキャッチし
虐待の未然防止や早期発見につなげるために「189」がスタートしました。
全国共通ダイヤル「189」とは
◆虐待かもと思った時などに、
すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。
◆通告・相談は、匿名で行うこともでき、通告・相談をした人、
その内容に関する秘密は守られます。
◆「189」にかけると、発信した電話の市内局番等から
当該地域を判断してお近くの児童相談所につながります。
◆携帯電話からの場合は、ガイダンスに沿って居住地の郵便番号(7桁)
又はお住まいの地域情報を入力すると、管轄児童相談所につながります。
「189」が、手助けを必要としている子どもや
その親を救うきっかけになってくれればと願っています。
実際の相談件数の内訳を見てみると、
なんと加害者の多くは「お父さん」「お母さん」であり、
虐待を受けたのは保護・保育しなければならないはずの乳幼児が多いという
筆舌に尽くしがたい実態が現実となっています。
虐待を受けて育った人が自分の子を虐待してしまう
「世代間連鎖」を断つことも大きな課題であり、現在だけでなく将来ことを
考えるうえでも、早急に社会全体で取り組まなければならない課題です。
また、個人レベルでも、神職として何ができるのか
何をすべきなのか、考え・行動しなければなりません。
なお、児童虐待の定義とは次のように定められています。
なにかお気づきのことがありましたら、
「いちはやく」「☎189」へご相談いただければと思います。