「ろれつが回らない」由来は雅楽から①

本日は「戌の日」ということもあり
安産祈願(着帯祝い)のご祈祷が数組ございました。

お身体ご自愛いただき
元気な赤ちゃんが生まれることを祈っております。

なお、来月までの戌の日は
3月 25日(木)  
4月  6日(火) 、18日(日) 、30日(金)
ですのでご参考になさって下さい。

安産祈願のご祈祷は
お身体が安定していらっしゃれば、戌の日以外でも
ご都合の佳き日に承りますのでお問合せ下さい。

 
さて、私たちが日常使っている言葉には
様々な由来があります。

その中で、雅楽から起こっている日常語が
いくつかあることをご存じでしょうか。 

 
そもそも雅楽とは、日本古来の音楽や舞であり
完成された音楽体系を持ち、世界最古の合奏音楽として知られ
千数百年前から現在まで受け継がれているものです。

各地の神社・神楽殿で演奏が行われるなど
神社とも深い関係があります。

近年では、雅楽師・東儀秀樹さんを通じて
ご存じの方も多いのではないでしょうか。 

 

その雅楽が由来となっている日常語がいくつかあるのです。  

今回はその中の一つ、「ろれつが回らない」をご紹介します。

舌がもつれてうまく話せないことを
しばしば「ろれつが回らない」と表現します。

雅楽では、施法で「呂(りょ)」と「律(りつ)」とがあり
それぞれの音階に基づいて演奏されます。

その「呂」と「律」の音階をまちがえると
訳のわからない曲になってしまいます。

このことから、その状態を「呂律が回らない」と言い
そこから時代とともに表現が変化していき、
「ろれつが回らない」になっていったのです。
 

他にも雅楽が由来となっている日常語がありますので
今後もご紹介していこうと思います。







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