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「大仏開眼」NHK古代史ドラマスペシャル2
本日は暖かすぎると言えるほどの春の陽気で
お出かけするには
とてもよい土曜日だったのではないでしょうか。
ちなみに、本日は毎年この時期に斎行される
諫早小野金比羅宮・春例大祭の神事があり
小野地区を代表される多くの皆さまがご参集の中
厳かに執り行うことができました。
関係者の皆さま、お疲れ様でございました。
ここは参道が整備されていないため、
奥宮に到着するまでに足腰を使いますが
霊場として神域を感じさせる雰囲気の境内となっています。
さて、先日のブログでもご紹介した
NHK古代史ドラマスペシャル「大仏開眼」の後編が
本日放送されています。
諫早神社(四面宮)を創建された方でもある「行基」が
東大寺の巨大な大仏造営に携わった過程も描かれていました。
その時代(天平年間、西暦729年~)は
干ばつ・飢饉、凶作、地震、天然痘の大流行などが相次ぎ
惨憺たるご時世だったようです。
時の聖武天皇は、厳しい時代情勢の中にもかかわらず、
むしろそのような状況だからこそということもあるのでしょう、
大仏建立の詔を出されたのでした。
そして、この大事業を推進するために
幅広い人々の支持が必要であったということもあり
全国各地で民衆救済の活動をして広く人徳のあったものの
弾圧されていた「行基」の協力を得ることになったのでした。
しかしながら、残念なことに「行基」は
大仏の造営中にその生涯を終えることとなり
その完成を見ることはなかったのだそうです。
ちなみに、東大寺では
大仏創建に尽力した、聖武天皇、行基、良弁、菩提僊那を
「四聖(ししょう)」と呼び
東大寺を「四聖建立の寺」とも云うようになっています。