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四面橋が工事中
今日の諫早地方も昨日からの雨空が続き、
お昼過ぎまでずっと降っていました。
しかし、足元の悪い中にもかかわらず
お参りに来られた方は比較的多かったようです。
これは、当宮の本明川向い、天満公園付近において
毎年恒例で様々な露店が出店するイベント、
「諫早 春の市」が開催されているからかもしれません。
以前と比べると規模は小さくなったようですが
今年は約70店が並び、3/20(火)まで開催されていますので
ご都合つく方はお出かけになってみてはいかがでしょうか。
さて、現在、
諫早神社前の本明川に架かる橋、「四面橋」で
電線電柱の地中化のため工事が行われています。
この「四面橋」は
国道207号線上にある本明川を渡る橋で、
諫早駅の東西を行き来する重要な道路でもあり
一日を通して交通量が多く、特に朝夕は渋滞も発生します。
工期は今年5月くらいまでで、
電線電柱がなくなることによる景観の向上とともに
これまでよりも歩道が広がり、利便性の向上が期待されます。
当神社のすぐ近くということもあって完成が楽しみです。
ここからが本題です。
あまり知られてはいませんが
この「四面橋」という橋の名前の由来は諫早神社になります。
というのも、諫早神社は
明治初期までの千二百年ほどの間は 四面宮という名前で、
神社の隣にお寺がある神仏習合のお宮でした。
もうおわかりだと思いますが
「四面橋」は、四面宮が由来となってるのです。
いまは四面宮という名前を知っている人がほとんどいないため、
すぐにわかる人はいないかもしれません。
逆に言えば、
四面宮という社名の名残があるのは
残念ながら、今となっては「四面橋」くらいなのです。
しかし千二百年余り諫早の地を見守ってきた四面宮の歴史、
そして四面宮の由緒や、寺社としての位置付けなどを考えれば、
「四面宮」をもっと大事にしなければならないと思っています。