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平成28年「夏越の大祓」の様子
今日の諫早は青空も広がり気温はぐんぐんと上昇、
厳しい暑さを感じる一日となりました。
神社では、お宮参りや神前結婚式をはじめ
森山町の唐比海岸水難防止祈願(海開き)などをご奉仕いたしました。
さて、去る6月26日(日)の夕刻4時
平成28年「夏越の大祓」を斎行いたしましたが
今回は写真とともに当日の様子をご紹介していきます。
連日、雨が続く中に
この日だけ青空にも恵まれるなど清々しき境内にて大祓を斎行いたしました。
お忙しい中にも多くの方々にご参列をいただきました。
切麻(きりぬさ)にて、お清めのお祓いをしています。
木綿(ゆう)を8つに切り裂いて「祓物の儀」を行っています。
木綿は、神々への手向け物。
その貴重な物を贖物(あがもの)として
ツミ・ケガレを祓うための祓具として魔を切り裂いていきます。
大祓詞のなかに「八針に取り裂きて」という言葉がありますが
これに由来する儀式です。
各自にて人形祓い(ひとがたはらい)をしていただいた
ヒトガタを回収し、お清めお祓いをしたのち、唐櫃(からひつ)に納めています。
茅の輪くぐりは、独特の作法があります。
まず、茅の輪を正面から入って左へまわり、
また正面からくぐって右へまわり、もう一度正面から左にまわってくぐります。
つまり、横8の字に、左・右・左と3度くぐります。
茅の輪くぐりの際には、次の3つの唱え詞を唱えながらくぐっていきます。
1.水無月の 夏越の祓ひ する人は 千歳の命延ぶというなり
みなづきの なごしのはらいするひとは ちとせのいのち のぶというなり
2.思ふこと みなつきねとて 麻の葉を 切りに切りても祓へつるかな
おもうこと みなつきねとて あさのはを きりにきりても はらえつるかな
3.蘇民将来、蘇民将来
そみんしょうらい そみんしょうらい
「蘇民将来」の由来は古く、
奈良時代の『備後国風土記』に記されている故事に則っています。
結びに、祭主が代表して玉串を奉りて
ご参列の皆さまとともに、残り半年の無病息災を祈願いたしました。
初穂料をお納めいただいた皆様方には、
蘇民将来の故事にもとづく由緒ある御守「茅の輪御守」を授与いたしました。