お盆は「先祖みたままつり」でお伺いします

 

今日の諫早は昨日の豪雨もすっかり上がり
いつもの夏日に戻りました。

 

さて、よくこの時期に
「神社(神主さん)にもお盆はあるのですか?」
というご質問をいただくことがあります。

 

なんとなく、お盆はお寺さんの仏教行事というイメージがありますが
じつは「お盆」は、仏教が渡来する以前からの
日本の伝統的な先祖まつりがもとになっている行事なのです。

 

 

ですので、神社あるいは神道家のご家庭でも
お盆の時期には先祖まつりをご奉仕することが多く、
明日も神道家のお宅にお伺いしてご先祖様の御霊まつりをご奉仕いたします。

 

ちなみに、
当宮はもともと寺社を一緒にお祀りしていた神仏習合のお宮ですので
明治初期以前の歴代宮司は、神職と僧侶を兼務していた時代もあったため
私のご先祖様のお墓は神式だけでなく仏式もあります。

 

 

お盆のことについては、
神社本庁より紹介されているコラムがありますので、以下にご紹介します。

 

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お盆

 

一般に盆とは、盂蘭盆(うらぼん)の略語とされ、
あの世で苦しんでいる死者を供養し救う仏教行事とされています。

 

しかし、祖先の霊を迎えてお祭することは、日本の古来からの習俗でした。

 

古くは1年に2度行われていたとされますが、
このうち初秋のみたま祭りが仏教の盂蘭盆と習合したものが
盆であると考えられています。

 

関東地方では7月15日に行われることが多いですが、
8月15日に行うところも多くみられます。

 

「おがら」と呼ばれる麻の茎や麦蕎、松の割り木などを焼いて、
祖先の霊をお迎えしたり、灯篭を流してお見送りするなど
地域によって様々な風習があります。

 

盆踊りも本来、祖先の霊を慰め送り出すもので、
あの有名な阿波踊りは盆踊りの一つです。

 

日本にはたくさんの年中行事があり、
その中で祖先の霊をおまつりするものも少なくありません。

 

「盆と正月が一緒にきたようだ」とは、
うれしいことが重なったときなどに使う言葉ですが、祖先の霊をお迎えし
交流できる日だからこそ、特別な日として大切にされてきたのです。

 

お盆

 

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