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講習会二日目
本日は「神社祭式同行事作法」という授業で、
座学だけでなく、実技の講習をするものになります。
作法などはどうしても自分流のクセがでてきてしまうため、
その矯正のためにも、大変役にたちます。
しかしながら、立礼(立ったままの作法)だけでなく
もちろん座礼(正座をしながらの作法)も含まれるため、
正座が不得手である場合は、
体への負担がとても高い授業でもあるのです。
この授業は計4日間あるため、あと3日残っています。
特に心して取り組まなければなりません。
画像は研修会場の外の様子です。
最近完成した近代的な建物の中の祭式場で講習に励んでいます。
外には立派な造りの神殿もあり、ここで朝拝・夕拝が執り行われています。
その神殿の周りには小さいながらも風情のある小川も整備されていて、
水のせせらぎを感じることができます。
こちらは今日の夕食です。
この暑さと厳しい研修を乗り切るためのスタミナをつけなければなりません。
講習会一日目
本日は記録的な暑さとなったようですが
研修は空調の効いた教室で行われましたので
比較的快適な環境で終日を過ごしました。
「祭祀概説」という難しそうな授業ですが
神職の実務に直結するような知識が多く、
大変役にたちました。
明後日はテストがありますので復習も欠かせません。
画像は夕食のお店です。
とても風情があり、素敵な雰囲気のお店でした。
今日から番外編
本日からしばしの間、私は長崎を離れて
神職の研修を受けて参ります。
その間はこれまでの形のブログではなく
番外編としての記事を綴っていきますので
ご了承のほどお願い致します。
今朝は早朝に長崎を経ち、某所へ降り立ち
研修の準備とそれに伴う生活の準備をしています。
画像は昼食と夕食のものです。
夕食に伺ったお店では
偶然ですが長崎出身の方が接客をして下さいました。
というのも、会話で長崎出身だとわかったらしく
店員さんの方から話しかけていただいたのでした。。。
葉月8月15日「つきなみさい」
本日は朝に少し雨が降ったものの
それ以降は徐々に晴れ間を取り戻し、
30度を超える暑い一日となっています。
さて、8月15日の「つきなみさい」も
定刻より滞りなく斎行することができました。
休日でお盆期間ということもあり、
ご家族でご参列された方もいらっしゃいました。
ご参詣いただきありがとうございました。
次回の「つきなみさい」は
9月15日(水)
9:30~
となります。
※なお、先日のブログでも周知させていただきましたが
9月1日(水)は神職が不在のため、月次祭は中止となります。
※次の「つきなみさい」は9月1日ではなく、
9月15日(水)となりますのでお間違いのないようご確認下さい。
皆様とともに
日々の神恩感謝や健康安泰・繁栄などを祈願いたします。
自由にご参列できますので、
ご都合つかれる方はどうぞご参詣下さい。
最後に、今後3ヶ月の「戌の日」をお知らせ致します。
安産祈願(着帯祝い)の時期目安としてご参考くださいませ。
葉月 8月 16日(月)、28日(土)
長月 9月 9日(木)、21日(火)
神無月 10月 3日(日)、15日(金)、27日(水)
ワニ?スッポン?
台風4号の影響で本日午前中は雨風とも強く
荒れた天候となりましたが、午後すぎからは曇空だったものの
落ち着いた空模様でした。
長崎県北部や離島などは、お盆の帰省時期とも重なり
かなりの影響が出たようです。
さて、先日
諫早湾干拓調整池においてワニと推定される生物が目撃され
話題となっていましたが、長崎県から本日
スッポンの可能性が高いという見解が発表されました。
これは爬虫類の権威とされる大学教授や
自然環境研究センターの専門家などによる意見をもって
各種の情報を総合的に検討した結果、
スッポンの可能性が高いということのようです。
また、現場での再検証などを行った結果でも
当初の情報よりもサイズがかなり小さいということが判明したり、
この周辺はスッポンの生息するような生態環境であり
近くでスッポンの卵殻が数個発見されるなどの報告もあったようです。
いずれにしても、この諫早湾干拓調整池は
水害などの防災機能を発揮している大切な場所です。
淡水で、今では魚類を中心に、非常に多くの生物が生息しており
自然豊かで様々な生命に富んだ場所となっているのは間違いありません。
これからも多様な自然を育み、かつ
安全に共生できるような場所であってほしいものです。
七福神と福神漬
本日は台風4号が迫ってきている影響か
多少不安定な空模様となっています。
現在、諫早地方にも強風注意報などが発令されており、
明日の朝から昼にかけて最も接近するようなので
注意をしなければなりません。
さて、カレーライスのお伴として知られている福神漬ですが
これは七福神が名前の由来となっていることを
ご存知でしたでしょうか。
じつは福神漬の原材料の野菜に、
大根、なす、蕪(かぶ)、瓜(うり)、しそ、レンコン、刀豆(なたまめ)の
7種類の野菜を使っているため、七福神にちなんで
福神漬と名付けたと云われているのです。
もともと福神漬は酒悦の野田清右衛門という方が
明治10年頃に発明したものです。
野田清右衛門は何かと工夫をするのが好きで、
のり佃煮をすでに発明していましたが、
次に塩漬け以外の漬物を作ろうと思ったのがきっかけで
取り組んだのが福神漬とも言われています。
醤油を使った漬物「醤油漬」の発明に取り組み、蔵にこもって
いろいろと試した結果、10年がかりで味を調整し
明治10年に至ってようやく完成しました。
福神漬の名付けをしたのは、
当時の流行作家である梅亭金鵞(ばいていきんが)で、
酒悦のある上野・不忍池に七福神のひとつである弁天様があることから
考えついたと云われています。
また、福神漬は大変美味なので、他におかずがいらず
知らず知らずのうちにお金がたまる縁起の良い漬物だ!
きっと福の神も一緒に漬けてあるのだろうということで
福神漬と呼ばれれるようになったとも云われています。
はじめは福神漬も商売的に引き合わない時代もあったようですが、
日清戦争・日露戦争で兵隊の携行食として使われてから
地方に帰った兵隊たちがその味を求め、
一気に日本中に福神漬が広まったとされています。
ちなみに、清右衛門は福神漬が広く一般に普及すればと願い、
あえて商標登録をしなかったので、
漬物の一種の一般名称として定着することになったそうです。
※参考文献 『図説 七福神』戎光祥出版
長崎日大高(諫早市)が二回戦へ
本日はお昼前後に少し雨が降り注ぎ、
若干暑さが和らいだ気がしますが
台風が近づいてきておりその影響も出ているようです。
さて、昨日のブログでご紹介した
夏の甲子園に出場している長崎県代表の長崎日大高ですが
本日、南北海道代表の北照を4-2で破り
二回戦へ駒を進めました。
この試合は、試合開始直前に突然の大雨が降り
約1時間プレーボールが遅れるだけでなく
四回途中にも再度大雨となり1時間以上の中断が重なるなど
不安定な天候に左右され、
選手の皆さんには難しい試合だったのではないでしょうか。
長崎日大高は終止ペースをにぎり、途中危ない場面はあったものの
持ち前の粘り強く堅実な試合運びが効果的に働いた気がします。
次の二回戦は8/14(土)の第四試合に登場し、
隣の佐賀県代表・佐賀学園との試合に臨みます。
ぜひまた自分たちの持っている力を
十分に発揮していただきたいと思います。
明日は長崎日大高vs北照
本日も引き続き暑い一日となりました。
さて、明日(8/9)は
長崎県代表の長崎日大高(諫早市)が
夏の甲子園に登場します。
初戦の相手は、南北海道代表の北照で
13:30開始予定の第三試合となります。
北照は小樽市にある私立高校で
今年は春夏連続出場で、春はベスト8まで進出しています。
投打に安定感があり強い相手と言っていいでしょう。
今年の長崎日大高は、突出した選手というよりも
全員が高いレベルで堅実なプレーをする
全員野球のチームとなっています。
金城監督も「キーマンは全員。総力戦だ。」
とコメントされています。
長崎県大会で接戦をものにしてきた粘り強さを甲子園でも発揮し、
ぜひ自らの持てる力を十分に出していただきたいと思います。
長崎県代表、長崎日大高、頑張れ!
手水舎の注連縄を新調
本日は暦の上では二十四節気の「立秋」であり、
初めて秋の気配が表われてくる頃とされる日のはずですが
どうもそういう気配はまだ感じられません。
ちなみに、この日は夏至と秋分の中間に当たり
昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から
立冬の前日までが秋となります。
また「立秋」の翌日からの暑さを「残暑」といい、
手紙や文書等の時候の挨拶では「暑中見舞い」ではなく
「残暑見舞い」と表記する節目の日でもあります。
さて、当神社の手水舎に注連縄を張っておりますが
これまでのものは腐敗が進んでいたため、
本日この注連縄を新調しました。
手水舎は、参拝者がお参り前に身を浄めるために
参詣者が手や口を清める施設のことです。
注連縄は、神前、神域、祭場など神聖・清浄な場所を
他の場所と区別するために張り巡らす縄のことで、
地鎮祭などの時には4本の斎竹に注連縄を張って神域を確保します。
ちなみに、これは神話において天照大御神が天岩戸から
出てきてもらうよう願った際に、太玉命が注連縄を引き廻らし
「是より内に還り入り給ふな」と言ったという故事
が起源であると云われています。
どうぞ新しい注連縄を張った清々しい手水舎で
身を浄め参拝準備を整え下さい。
ヱビスビールと恵比寿様
本日も痛いほど強い日差しが差し込み、
うだるような暑さで体力を削られているような気がします。
この天気は少なくともお盆までは続くようで、
体調管理には気をつけなければなりません。
さて、この時期にビールを飲みたくなる人が多いと思いますが
今回は「ヱビスビール」についてのご紹介です。
ご存知のように、サッポロビールから発売されている
「ヱビスビール」は所謂プレミアムビールと言われるカテゴリで
常にトップクラスのブランドとして知られているビールです。
聞くところによると、お高いレストランや料亭などでは
この「ヱビスビール」を置いているところが多いようです。
じつは日本麦酒酒造会社(現サッポロビール株式会社)から
「ヱビスビール」は発売されたのは
今から約117年前の明治23年に遡ります。
その後、明治34年には工場内にビール出荷のための専用の
貨物積卸場「恵比寿停車場」が完成、
5年後の明治39年には旅客が乗降する「恵比寿駅」となります。
つまり、現在の東京・渋谷区の地名「恵比寿」は
この「ヱビスビール」が由来となっているのです。
ちなみに、JR恵比寿駅の発車メロディには
現在ヱビスビールのCM曲が導入されており、
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
それではなぜ明治20年頃、ビールそのものが
あまり一般的には知られていないような状況の中で
「ヱビスビール」というネーミングをつけたのでしょうか。
じつは残念ながら確かな記録は残っていないようなのですが、
①ビールそのものを広く理解してもらいたかったので、
人々に馴染みの深い神様の名前にした。
②会社を設立したばかりだったので、
商売繁盛の神様・恵比寿様にあやかろうとした。
③ビール(お酒)はどうしてできるのか科学的に解明されて
いなかった時、お酒は神様のご加護によるものと
考えられており、お酒と神様の密接な繋がりがあったため。
というような説が社内では伝えられているようです。
どれが本当なのでしょうね。
いずれにしても、恵比寿様との関係を重んじたのは事実のようですね。
その証拠に、明治26年に兵庫県・西宮神社から勧請して、
当時の工場内に恵比寿神社というお社を創建しています。
これは現サッポロビール所有の神社であり、
現在は恵比寿ガーデンプレイス内(サッポロビール本社ビル横)にあり
平成6年から一般公開もされているそうです。
※参考文献 『図説 七福神』戎光祥出版