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あと、何回 桜の花が見られるだろう
今日の諫早は心配されていた台風12号も過ぎ去り、台風一過となりました。
昨日の日曜日は、台風の接近を受けて
神社では多くの御祈願が延期になるなどの影響を受け、
地域の行事も軒並み 延期・中止という状況だったようです。
ただ、台風の警戒による影響はあったものの、被害があまりなかったのは何よりです。
本日、神社では晴天のもとにお宮参りのご奉仕がございました。
さて、先日のブログでご紹介した
「神道青年全国協議会 夏期セミナー」では
様々な知識の習得・学び・発見・再確認があり、充実した研修となりました。
その中でも印象に残っている言葉の一つが、第一講の先生からの
「 あと、何回 桜の花が見られるだろうか 」という問いです。
じつは、同じようなことを 特にここ数年 考えることが多くなっています。
日々、まだまだ覚悟が足りていない、意思が弱いなと反省することが多いのですが
そのたびに、限りがある人生で、もっとやるべきこと・やれることがあるのではないか
と自問自答をしながら、“ 決意のレベル ” を上げている感じです。
先生は、
人間とは とても意志が弱いもの、では、強い意志を持つためには何が必要か。
それは強い “ 決意 ” である。ならば、決意はどうやったら生まれてくるのか。
それは “ 人生には限りがある ” ということを真剣に考えることだ。人はみな
いつかは死ぬことを知っているのに、それを考えようとしない。
でも、「 あと何回 桜を見られるだろうか 」と問うたとき、
自分らしくあるため、主体的に行動する勇気が湧いてこないだろうか、
という主旨のことを仰っていました。
セミナーでこの言葉をお伺いした時、
「やっぱり、そうですよね。」とすごく共感をしました。
「決意」 「覚悟」 「勇気」 「行動」 「楽しさ」 「生きがい」 「幸せ」
これらは 連動 しているんだな、と改めて感じることができました。
何か、ふと立ち止まったとき、そのつど 自問自答をして
“ 決意のレベル ” を上げていこうと思います。
「 あと、何回 桜の花が見られるだろう 」
台風の到来に備え
今日の諫早は終日うっすらとした雲に覆われた一日となりました。
神社では、お宮参りや車のお祓いをご奉仕させていただきました。
さて、明日から明後日にかけて
台風12号が 九州を縦断・横断するということで
境内では国旗ポールを降ろしたり、テントを撤収したりなどの対策をしました。
大型ではないようですが、コンパクトながらも最大瞬間風速は40~50m、
進行速度が遅いこともあって、長時間の大雨・暴風・高波に警戒が必要です。
先の東北・北海道を襲った台風では、事前に警報が周知されていたものの
備えが十分にできていなかったことが被害拡大の要因だったとも聞き及んでおります。
自らに照らし合わせて考えなければなりません。
雨が降っていない地域では恵みの雨となりそうですが、
台風による被害が出ませんようお祈りしております。
長月 9月1日 「つきなみさい」
今日の諫早は残暑も落ち着いて過ごしやすい一日となりました。
時は流れ、季節が巡ってゆきます。
神社では、平日ながらも「戌の日」ということで
多くの方々がご参詣され安産祈願をご奉仕させていただきました。
さて、本日 葉月9月1日は 定例の諫早神社つきまいり
「月次祭(つきなみさい)」を執り行いました。
境内清掃をお手伝いいただいた皆様、ありがとうございました。
ご参列の皆さま、ようこそお参り下さいました。
次回の「つきなみさい」は
9月15日 (木) 8:30~ となります。
※平日・土日祝とも原則8:30からの開始です。
皆様とともに
日々の神恩感謝や健康安泰・繁栄などを祈願します。
自由にご参列できますので、
ご都合つかれる方はどうぞご参詣下さい。
また、当日は月次祭に先立ち境内清掃を行います。
お時間ある方は、8時00分~8時20分までの間
清掃にご協力頂けますと幸いです。
(雨天の場合、境内清掃は中止となります)
月次祭に参列できない方も
月の始まり(朔日・一日)や中日(十五日)の節目には、
各々ご都合のつく時間で結構です。
お住まいの地域をお守りされている地元の神社へ足を運び、
社頭にて心静かに参拝されることをおすすめしております。
今ここに生かされていることへの感謝の気持ちを神様にお伝えしましょう。
最後に、今後の「戌の日」をお知らせ致します。
安産祈願の時期目安として、ご参考くださいませ。
長月 9月 1日(木)・13日(火)・25日(日)
神無月 10月 7日(金)・19日(水)・31日(月)
抜穂祭での巫女舞、練習初日
今日の諫早は台風の影響でしょうか、風が非常に強く
日差しが照りつける中にも、涼しさを感じる一日となりました。
神社では、大安ということもあり
家を建てる際、現地にお伺いして行う地鎮祭をご奉仕いたしました。
さて、さて、本ブログでもご紹介している宮中献穀事業では
各種行事も滞りなく行われ、天干による水不足も懸念されていましたが
今のところ順調に生育しているようで、豊かな稔りの時期が待ち望まれます。
宮中献穀事業の次の行事は、
10月に予定されている「抜穂祭(ぬいぼさい・ぬきほさい)」です。
「抜穂祭」は、斎田で育てられてきた稲穂を刈り取り
神々に収穫を感謝する大切な神事です。
その「抜穂祭」の際に、ご神前で収穫を奉祝した巫女舞を
地元の中学生が奉納する予定となっており、本日よりお稽古がスタートしました。
奉納するのは「豊栄舞(とよさかまい)」という、
自然の恵み・生きていることへの感謝を表す巫女舞です。
当社の巫女の指導のもと、地元の中学生3名が練習に取り組みました。
普段はあまり触れないようなゆっくりとしたテンポなど
戸惑いもあったかもしれませんが、はじめての練習としては上出来に感じました。
これから本番まで定期的に練習が行われますが
巫女舞を習得するとともに、日本の美が凝縮された立ち振る舞いや所作も
身につけていただき普段の生活にも生かしていただければと思っております。
青年神職の夏期セミナー
昨日・今日と研修のために上京しておりまして
台風10号の影響で行き帰りの移動が予定通りにできるか心配されましたが
空の便は欠航することなく無事に帰還いたしました。
全国の青年神職で組織する「神道青年全国協議会」では
毎年この時期に「夏期セミナー」と題して研修会を行っています。
これまで機会を逃していたのですが
今年は初めて参加をすることができました。
今年の主題は「人づくりは国づくり」ということで
二日間にわたって三名の講師の先生から御講義を賜りました。
第一講は、人の育成やCS(顧客満足)のコンサルティングをされている先生から
「想い」を実現するためのポイントやモノの見方、主体的に行動することの大切さ
等々を学ぶことが出来ました。
第二講は、おもてなし・ホスピタリティの第一線で活躍され
現在は企業哲学や理念の共有と実践の仕組みづくりに携わっておられる先生から
言葉の使い方の大切さ、相手の立場にたって考える力の難しさ等々について
改めて見つめ直す機会を授かりました。
第三講は、一流の経済アナリストとして活躍されたのち
日本の伝統文化を継承する会社の社長として、日本の観光戦略についても
積極的に発信されている先生から、日本経済の長期トレンドの現実と対策、
日本の伝統文化を守るためには何をすべきなのか、現実的な戦略と実践を
身近なところから行動していくことの重要性をご教示いただきました。
どの講義も素晴らしく、とても有意義な研修となりました。
本セミナー開催に携わった皆様、ありがとうございます。
また、全国から青年神職が集う場ということで
新たな出会いや再会などもあり、その意味でも貴重な機会となりました。
さらには、奇遇にも大学の大大大先輩とも新たなご縁をいただきまして
神様のお導きなしには考えることができないような巡り合わせに
胸が熱くなりました。
今回の研修を受講できたこと、そして新たなご縁に感謝をしながら
これからさらなる精進をしていく決意です。
河上神社で風除祭
今日の諫早は久しぶりの雨模様となりましたが、
予報されていたよりは小雨だったように思われます。
神社では、現地にお伺いしての地鎮祭をはじめ
初宮参りや厄晴れ祈願のご奉仕をさせていただきました。
さて、本日は朝一番で、 森山の兼務社・河上神社にお伺いし
「風除祭(風神祭)」をご奉仕いたしました。
この「風除祭」は、台風等が近づきやすいこの時期に
その難を免れて五穀豊穣になりますようにと祈願するものです。
島原半島では「風除祭」の際に、お神輿のお下りお上りや
馬を引いた男たちが独特のかけ声と踊りで知られる「馬練り」など
重要な節目として大々的に神事・祭事が行われている地域もあります。
なぜこの時期に行うかというと、暦の上で
立春から210日目を数える季節の移り変わり目のひとつで
台風などで天気が荒れやすいとされる「二百十日(にひゃくとうか)」に由来するものです。
農業に携わる方々にとっては特に「忌日」とされています。
また、これより数日後の9月1日は
「伊勢湾台風」や「関東大震災」が発生した日でもあり、
一般的には防災訓練などが行われる「防災の日」としても知られています。
実際、今年は大型の台風10号が日本付近に接近しており、
古来からの言い伝えは大切にし引き継いでいかなければなりません。
幸い、長崎・諫早地方には
台風10号の影響はあまりないとされていますが
大型の台風は、日本の広域にわたって影響を及ぼしそうです。
特に、この時期は
台風に限らず、様々な災害への対策を行い
油断をせず細心の準備をして事に当たっていかねばなりません。
平成28年 伊勢神宮新穀感謝祭 参宮ツアー
今日の諫早も残暑凌ぎ難き一日となりました。
神社では、昨日が土曜日で「戌の日」ということで
安産祈願のご奉仕が多く、本日も安産祈願やお宮参りをご奉仕いたしました。
さて、長崎県神社庁では
毎年12月に「伊勢神宮 新穀感謝祭 参宮団」という
「お伊勢まいり」ツアーを企画・実施しています。
今年で第16回を迎えるこの参宮旅行は、一般の参拝では入らない
御垣内(御本殿の近く)での特別参拝や 神楽奉納(神楽の拝観)ができるなど、
より充実した「お伊勢まいり」ができるツアーとなっています。
「お伊勢まいり」をされる方は
ぜひ御垣内での特別参拝をしていただければと存じます。
また、伊勢神宮だけでなく他の社寺への参拝も日程に組まれており
今年の行程には、本年2月に御社殿が国宝に指定された「石清水八幡宮」や
平成25年に平成の大修造を行った「出雲大社」での正式参拝が予定されています。
予算的にも良心的な設定と思いますので、
ご都合が合う方は、検討されてみてはいかがでしょうか。
<ツアー> 第16回 伊勢神宮 新穀感謝祭 参宮旅行
■旅行日程
平成28年12月12日(月) ~ 12月14日(水) 二泊三日
■旅行代金
¥95,000円
■募集人員
40名(最少催行人員:15名)
■申込締切
平成28年10月30日
■食事
朝2回、昼3回、夕2回
■添乗員
長崎空港(行き) → 長崎駅(帰り)まで同行
■主催・お問合せ
長崎県神社庁 TEL:095-827-5689
詳しい日程表などは当社にございますのでお問合せ下さいませ。
諫早神社 TEL 0957-22-2073 (受付:9時〜17時)
宮中献穀「青田祭」ご奉仕
今日の諫早もじりじりとした暑さの一日となりました。
8月に入り極端に雨が降っていませんので水不足が心配されます。
神社では、各種打ち合わせや事務作業などに勤しみました。
さて、本ブログでもご紹介している宮中献穀事業について
少し前のことになりますが、去る8月1日(月)に
「青田祭(あおたさい)」をご奉仕させていただきました。
今年の斎田は、諫早神社(兼務社)の所管内の小野地区が選ばれていまして
宮中献穀事業の祭典に関わる準備などを仰せつかっております。
青田祭は、これから心配される水不足や風水害を防ぎ
害虫の駆除など、稲を守って豊かな稔りを祈願する神事です。
献穀田には、稲の苗が青々と成長し、立派な葉を伸ばしていました。
耕作長と奉耕者による
田草取りの儀・虫追いの儀などが行われ
参列の皆さまと 心を一つに 祈念をいたしました。
宮中献穀事業の次の行事は、10月に予定されている「抜穂祭」です。
葉月 8月15日 「つきなみさい」
今日の諫早も厳しい日差しが照りつける一日となりました。
神社では、初盆を迎える御宅にお伺いしての新盆祭などをご奉仕しています。
さて、本日 葉月8月15日は 定例の諫早神社つきまいり
「月次祭(つきなみさい)」を執り行い、お盆ということで祖霊拝詞も奏上いたしました。
境内清掃をお手伝いいただいた皆様、ありがとうございました。
ご参列の皆さま、ようこそお参り下さいました。
次回の「つきなみさい」は
9月1日 (木) 8:30~ となります。
※平日・土日祝とも原則8:30からの開始です。
皆様とともに
日々の神恩感謝や健康安泰・繁栄などを祈願します。
自由にご参列できますので、
ご都合つかれる方はどうぞご参詣下さい。
また、当日は月次祭に先立ち境内清掃を行います。
お時間ある方は、8時00分~8時20分までの間
清掃にご協力頂けますと幸いです。
(雨天の場合、境内清掃は中止となります)
月次祭に参列できない方も
月の始まり(朔日・一日)や中日(十五日)の節目には、
各々ご都合のつく時間で結構です。
お住まいの地域をお守りされている地元の神社へ足を運び、
社頭にて心静かに参拝されることをおすすめしております。
今ここに生かされていることへの感謝の気持ちを神様にお伝えしましょう。
最後に、今後の「戌の日」をお知らせ致します。
安産祈願の時期目安として、ご参考くださいませ。
葉月 8月 20日(土)
長月 9月 1日(木)・13日(火)・25日(日)
リオ五輪・内村航平選手、個人総合金おめでとうございます
今日の諫早もじりじりとした日差しが照りつける一日となりました。
神社では、お宮参りや厄入厄除祈願をご奉仕させていただきました。
お盆の時期も、社務にお休みはございませんので
帰省の際のお宮参りなどのご予約も承っております。ご連絡下さい。
さて、地球の裏側ブラジルで熱戦が行われている
リオデジャネイロオリンピックには、諫早出身の選手が出場しています。
昨日早朝、体操男子の個人総合・決勝に
諫早出身の内村航平選手が登場し見事に金メダルを獲得しました。
前回のロンドン大会に続き、五輪2連覇。
世界選手権もあわせれば世界大会8連覇という前人未到の偉業です。
誠におめでとうございます。
最後の種目・鉄棒を残して、首位に0.9の差をつけられての2位。
そういった絶体絶命とも思える状況の中で、
最高に美しく素晴らしい演技、まさに王者たる圧巻の演技を披露してくれました。
あの場面で、自分のもっているものを
しっかりと出し切ることは並大抵のことではありません。
ただただ、感動しました。
日本中がこの大逆転に沸き、終日この話題でもちきりでした。
時差の関係で午前4時頃からテレビ中継をしたフジテレビ系番組では
早朝としては異例の視聴率13・4%を記録したそうです。
団体で金メダルをとったときも、今回も
表彰式で国歌をしっかり斉唱していた姿も晴れ晴れしく拝見しました。
国際的に活躍するアスリートとして、国際人として、お手本となる姿勢でした。
ライバルである世界の一流の選手からも尊敬を集めている内村選手ですが
この素晴らしき立ち振る舞いに、その所以を垣間見た気がします。
また、内村選手は試合後のインタビューの中で、自分の勝利のためだけでなく
体操界のこと(いかに体操界をメジャーにしていくか)や日本体操界の将来、
体操の素晴らしさ・楽しさをもっと世に広めたい、という目標をもって臨んでいたそうです。
この崇高な「志」が、王者の力をさらに進化させている「力の源」なのかもしれません。
自分もそういった心持ちで日々の社務に取り組みたいなと思っています。
次は、種目別ゆか決勝が
8月15日(月) 午前1時55分~2時50分に行われます。
ただ、これまでの激戦により体調が整わない可能性もあるようで
場合によって棄権もあるとのことです。
今後のこともあるので心配です。
遠くから応援する身としてはあまり無理をしないでもと思う次第です。
ぜひ4年後の東京五輪でも、内村選手の雄姿を見たい!応援したい!と思います。