今日の諫早は夏空が広がりましたが心地よい風が通り抜け
先週と比べれば過ごしやすい一日となりました。
神社では、戌の日でしたので安産祈願をご奉仕いたしました。
また、お盆の時期ということで帰省の方々の参拝も多かったようです。
夏の甲子園では、長崎県代表の創成館(諫早市)が
群馬代表の健大高崎と対戦し、手に汗握る接戦の好ゲームを繰り広げましたが
残念ながら敗戦となり、ベスト16に進むことはできませんでした。
しかし、高レベルで実力伯仲の試合内容は素晴らしい一戦でした。
さて、4年ほど前に急逝された
諫早市出身の脚本家・市川森一先生は、NHKの大河ドラマなども含め
数々の名作ドラマの脚本を執筆された日本を代表する脚本家です。
その市川先生が生前にこだわっていらっしゃったのが『古事記』で、
「古事記を知らずして日本のことは語れない」というのが口癖だったそうです。
じつは『古事記』について独自の脚本も出版されています。
「現在、日本のアニメは クールジャパンといわれて
世界の若者に圧倒的に支持されていますが、これはまさに『古事記』から
受け継がれたファンタジーの世界観なのではないか」ともおっしゃっており、
日本人のルーツが『古事記』に表現されていることを示されています。
その『古事記』について、市川森一先生の奥様である
市川美保子(柴田美保子)さんが意思を引き継いで市川先生が執筆された
『古事記』の脚本=市川本 を舞台にしようとご尽力されており、
すでに宮崎や福岡での公演を行い、大好評だったようです。
そのような中、このたび市川森一先生の出身地である諫早市において
この舞台が行われることになりました。
これは、諫早青年会議所が主催する九州地区大会にあわせて行われるものです。
是非この機会に、古事記の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
以下、詳細です。
■公演
「 ~初まりのはじまり~ 市川本 古事記・天語り 」
■日時
2015年8月28日(金)
17:00~18:20
■場所
諫早文化会館・大ホール(諫早市宇都町9-2)
☎0957-25-1500
■チケット料金
1,000円(諫早文化会館、諫早観光物産コンベンション協会にて販売)
■内容
諫早出身の脚本家、市川森一氏が、ライフワークの一つにしていた「古事記」。
その市川氏の想いを引き継ぎ、女優の柴田美保子氏が語り部となり、
日本の神話に魅せられたフランス人画家のマークエステル氏の絵画を背景に、
その姿が天女の舞とも称される舞踏家の浅野瑞穂氏が美しく舞い踊ります。
■主催
(一社)諫早青年会議所
■主管
(一社)地域企業連合会 九州連携機構
■特別協賛
㈱関家具 /協力:㈱メモリード
■後援
諫早市・諫早市教育委員会・諫早市芸術文化連盟・諫早文化協会・
市川森一顕彰委員会・諫早商工会議所・諫早観光物産コンベンション協会
■制作
原案:市川森一 脚本:市川愉実子