「おみくじ」の前に「参拝」を

 

今日の諫早地方は青空が広がる天気となりましたが、
風が時折り非常に強く、地鎮祭では強風で
祭具などが飛ばないよう堪えながらのご奉仕となりました。

明日は一転、雨の確立が高いようです。
どうぞ傘のご準備を。

 

さて、近年パワースポットやスピリチュアルということで
若い方も含め幅広い年齢層で多くの方々が神社に訪れています。

当宮でも、若い方々が社頭にて参拝されている様子を
よく見るようになりました。

しかも、ほとんどの方々は神社参拝の作法をしっかりと
身につけておられるようで感心しています。

 

ただ、時々いらっしゃるのが
参拝をせずに「おみくじ」を引いておられる方々です。
これは神様に対する礼に欠けるものでお勧めできません。

 

社頭へ進みましたら、
まずはお祀りされているご祭神へ参拝をしましょう。
参拝後に「おみくじ」や「おまもり・おふだ」などの
授与品を受けるようにしましょう。

また、「御朱印」についても、できればまずは参拝をしてから
社務所などに足を運ぶのが望ましいでしょう。

 

 

 

 

 

 



2.11 日本の誕生日「建国記念の日」

 

今日の諫早地方は終始曇りの空模様となりました。
気温は昨日と同じくらいでした。

この週末の土日は、気温こそ低いものの
雲間から日差しも垣間見える天気となりそうです。

 

さて、明日の2月11日は、日本の誕生日とも言える
日本神話にて初代・神武天皇が即位された「紀元節」の日です。

現在は「建国記念の日」とされています。

 

今年で皇紀では2672年、つまり日本は
2672回目の誕生日を迎えることとなります。

この国家年代の年数は、世界でも最古とされています。

 

しかし国民の祝日となっているにもかかわらず、
こういったことをきちんと理解している人は多くないようです。

よく「日本人は日本のことを知らなさすぎる」と言われますが
その典型かもしれません。

 

明日は全国各地で「日本の誕生日」をお祝いする行事が行われます。

 

法律の趣旨にも規定されているように、私たち一人一人が
「建国をしのび、国や郷土を愛する心を養う」日としたいものです。

 

 



本の紹介「こころを楽にする生き方」

 

今日の諫早地方は穏やかで日差しが差し込む空模様で、
気温も昨日より高くなりました。

明日は曇りの予報で気温は今日とほぼ同じになるようです。

 

さて、今回は本の紹介をします。

著者は元NHKのアナウンサーで、現在は千葉県に鎮座する
千葉熊野神社の宮司を務められている宮田修さんです。

39年間、NHKでアナウンサーとして働かれ
阪神淡路大震災の際に第一報を伝え、
午後7時の「ニュース7」も担当されていたということで
私も顔写真を拝見した時に記憶に残っていてすぐに思い出しました。

その宮田修さんが、あるきっかけで神主となり、
神社で奉仕することで見えてきた「日本人の生き方」について
まとめられたのがこの本です。

 

前著である「神道講話への誘い」(戎光祥出版、2010年9月)も
拝読させていただきましたが、今回の「こころを楽にする生き方」は
より一般の方々に向けたメッセージが多く詰まっていると感じました。

 

日本人としての生き方、心を楽にするヒントが提示されています。

新書サイズで読みやすいと思いますので、
ぜひご一読下さい。

 

本の詳しい紹介や著者インタビューはこちらから

 

 

本:「こころを楽にする生き方」
著者:宮田 修
発行日:2011年12月
発行所:KKベストブック
価格:952円

 

 



妊娠から初誕生日までの流れ

 

今日は満月です。

しかし、本日の諫早地方は時折り雪が舞い散る曇り空となり、
夜になっても月を確認することは叶いませんでした。

明日も雪が降る寒い一日になるそうです。

 

さて、前回も赤ちゃんに関連したことを取り上げましたが
今回は、妊娠してから初誕生日までのならわし(しきたり)について
一連の流れを確認したいと思います。

今回は概要のご紹介ですので
まだ詳しく取り上げていないものについては
次回以降で追ってご説明していきたいと思います。

 

なお、中には行事の数が多すぎるのでは
と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
妊娠中や出産時、そして誕生から1年くらいが経つまでは
現代においても予期せぬことも起りやすく
特に医療技術などが発達していない昔は、子どもの生存率が
あまり高くなかったので、健やかな成長を願う家族の切実な思いが、
こういった節目節目の行事に表れているのかもしれません。

 

【 妊娠してから初誕生日まで 】

●妊娠

●安産祈願
着帯祝いとも言われ、神社にて安産祈願を行う
妊娠5ヶ月目の佳き日を選んで(できれば戌の日が望ましい)

●出産

●産湯と三日祝い
赤ちゃんが生まれるとすぐに産湯につかわせる
生後3日目、産湯に浸かったあとに袖付きの着物を着せる

●お七夜
生後7日後、子どもに名前を付けて披露する
命名書を神棚などに飾る

●初宮詣(お宮参り)
男子は生後31日目(以降)、女子は33日目(以降)に
祖父母や親族とともに神社にて初宮詣を行う
住んでいる地域をお守りいただいている産土神に
赤ちゃん誕生を奉告するとともに、今後の健やかな成長を祈る

●お食い初め
生後100日後に、これから食べ物に一生困らないように
と願いを込め、お膳を用意し食べる真似をする儀式を行う

●初節句
赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句のこと
男子は端午の節句(5月5日)、女子は上巳の節句(3月3日)

●初誕生日
生後1年目の満1歳を祝い、一升餅をふろしきで包み、
赤ちゃんに背負わせて歩かせたりする

 

 

 

 



お七夜(おしちや)=「命名の儀」

 

今日の諫早地方は終日どんよりとした曇り空でした。
また、戌の日でもあり安産祈願のご奉仕をさせて頂きました。

明日は再び雪が降り、厳しい寒波に見舞われるようで、
気温低下により明朝にかけては水道管の破裂などに注意が必要です。

 

さて、昨日のブログで赤ちゃんの名付けについて取り上げましたが、
今日もそのことに関連して、赤ちゃんの名前をつける日のしきたり、
「お七夜(おしちや)」をご紹介します。

 

お七夜とは、
「お七夜の祝い」「名づけ祝い」「命名の儀」「命名式」ともいわれ、
誕生後7日目(生まれた日も入れて)に赤ちゃんに名前をつけ、
半紙にその名前を書いて、神棚などに貼ってお祝いをすることです。

もし神棚がない場合は、赤ちゃんが寝ている近くの壁面に貼ります。

 

 

 

一般的には、初宮詣(お宮参り)までの約1ヶ月間は
その命名書を貼って飾っておくようです。

 

なお、現在の民法では、
出生後14日以内に役所へ出生届を出すことになっています。

そのため名付けは14日以内であればという考え方もできますが、
本来、日本では名付けは生後7日目に行い、
家族の一員としてお守り戴くよう、家の神様や
その土地をお守りいただいている産土(うぶすな)神様に
誕生を報告してご祈願するのです。

 

この「お七夜」の起源は、昔は子供が誕生しても
必ずしも無事に育つとは限らなかった時代だったことから、
「七日目」を大事な節目としてお祝いをしたのが始まりで、
少なくとも1200年以上前の平安時代頃から行われているそうです。

 

 

 



こどもの名前 平成23年は?

 

今日の諫早地方は予報どおり終日小雨が降っていましたが、
気温は昨日よりも少し上がったように感じました。

明日も午前中までは雨になるようです。

 

さて、神社で初宮詣(宮参り)をご奉仕していますと
多くの赤ちゃんの名前を見る機会があります。

最近は字を見るだけでは、読み方がわからない名前も多いので
申込用紙には「ふりがな」も必ずご記入いただくようにしています。

どの赤ちゃんの名前にもご両親の温かな思いが詰まっており、
初宮詣(宮参り)ではお一組ずつ丁寧にご奉仕させて頂いております。

 

そのような中、昨年(平成23年)の名付けで多かった
赤ちゃん名前ランキングが発表されていますので、
参考までにご紹介します。

気のせいか、上位の名前には
同じ漢字が使われているものが多いようにも感じられます。
名付けにはその時々のご時世などが
少なからず反映されているのかもしれません。

 

【  平成23年(2011年)赤ちゃん名前ランキング  】

■男子

1位 蓮(レン)
2位 悠真(ユウマ)
3位 大翔(ヒロト)
4位 翔太(ショウタ)
5位 颯太(ソウタ)
6位 悠人(ユウト)
7位 蒼空(ソラ)
8位 翔(ショウ)
9位 悠斗(ユウト)
10位 大和(ヤマト)

■女子

1位 結愛(ユア)
2位 結菜(ユウナ)
3位 葵(アオイ)
4位 陽菜(ヒナ)
5位 結衣(ユイ)
6位 咲希(サキ)
7位 さくら(サクラ)
8位 愛菜(マナ)
9位 凛(リン)
10位 莉子(リコ)、美桜(ミオウ)

 

※出典:アカチャンホンポ(平成23年1月1日~10月20日調べ)

 



厄祓いの祈願章や御木神札について

 

本日の諫早地方は終日小雨が降り続き、
どんよりとした薄暗い雲に覆われた一日となりました。

予報によると、明日と明後日も雨の確立が高いようです。

 

さて、昨日今日は厄年祓いに来られた方々が多かったようです。

特に「厄入り」とされる年齢の方々については
お祓い後に、厄除け祈願章と御木神札(きふだ)をお渡ししています。

厄除け祈願章とは、厄入り専用の御守りでございます。
御木神札とともに一年間お祀りして下さい。

 

お渡しする際にもご案内していますが、
ご自宅に神棚があれば神棚の近くにお祀りし、
神棚がなければ、目線より高く清潔な場所にお祀り下さい。

棚の上など(できれば半紙などを敷いて)でも結構でございます。

方角としては、祈願章や御木神札の表が東か南を向くように、
人間から見ると部屋の北側か西側にお祀りします。

家の中でも、生活をする上でよく目にできるような部屋、
例えばリビングなどにお祀りするとよいでしょう。

そして、一年間お祀りして
翌年の「厄晴れ(厄明け)」でご参詣の際に
お守り頂いた感謝の心と共にこれらをお持ちになりお納め下さい。
神社にてお焚き上げを致します。

 

「厄入り」や「厄晴れ(厄明け)」、
あるいは「厄除け」などの厄年祓いを受けられる時期は
新年が明けて2月・3月頃までが多いようです。

なお、時期的にご都合があわない方も
厄年祓いは通年で承っておりますので3月以降でも結構です。

 

念のため、再度
今年の厄年祓い対象の方をお知らせ致します。

 

【平成24年(2012年) 厄祓い年齢:諫早を含む長崎地方】 ※数え年

■男
厄入 昭和63年生(25歳、満24歳)
厄晴 昭和62年生(26歳、満25歳)
厄入<大厄> 昭和47年生(41歳、満40歳)
厄晴<大厄> 昭和46年生(42歳、満41歳)

■女
厄入 平成6年生(19歳、満18歳)
厄晴 平成5年生(20歳、満19歳)
厄入<大厄> 昭和55年生(33歳、満32歳)
厄晴<大厄> 昭和54年生(34歳、満33歳)

 

 

 

 



初宮詣(宮参り) 絵馬の奉納

 

今日は立春です。

諫早地方は昨日よりは温かくなったものの、まだ春風とは言えません。

「暦の上では春」とされますが、
実際には寒さが厳しく 春本番が待ち遠しい時期です。

なお、二月=如月(きさらぎ)の由来は諸説あり、
「寒さを防ぐために着物を重ねることから衣更着(きさらぎ)とした」
という説と、
「陽気が良くなっていく時期であることから気更来(きさらぎ)とした」
という説などがあり、
どちらもまさしく二月の季節感を表していると言えるでしょう。

 

さて、新年が明けてから二月にかけては
寒さが厳しいということもあるのでしょうか、
初宮詣(宮参り)に来られる方が他の時期よりも少ないようです。

まだ暫らくは日によって寒さの厳しい時がありますので、
どうぞあまり無理をなさらずに、体調を整えてからお参り下さい。

 

なお、諫早神社では
初宮詣(宮参り)のお下がりとして絵馬をお渡ししています。

絵馬とは、神社に祈願または感謝の気持ちを表すために
願い事などを書いて奉納する額のことです。

お渡しした絵馬は、社頭右側の絵馬納め所の横に
台とペンがありますので、そちらで記入されてご奉納下さい。

初宮詣(宮参り)の絵馬ですから、
新たな命を授かったことに対する感謝の心と
これからの健やかな成長の 祈念を込めて
お書きになられご奉納いただければと思います。

 

 

 

 

 

 



今冬一番の冷え込み

 

今日の諫早地方は最低気温が氷点下となり、
長崎県全域でも観測史上最低の気温を観測するところもあり、
非常に冷え込みの激しい一日となりました。

報道によると、その寒さの影響で
路面凍結による事故や水道管の破裂などが発生しているとのことでした。

 

さて、今日は節分です。

神社の社頭にて一月中旬より頒布していた 節分用の福豆も、
ご用意していた分は全て出てしまったようです。

今日は、全国津々浦々のご家庭や神社で 節分の豆撒きが行われ
多くの方々が邪気を追い払い、福を呼び込まれたことと思います。

 

また、「そちらの神社で節分の豆撒きは行われますか?」
との問合せの電話も何件かいただきました。

残念ながら、今現在は神社として豆撒き行事は行っておりませんが、
将来的にはいつの日か、そういった節分の邪気祓いに関する
行事を復活したいと思っております。

 

 

 

 

 



如月2月1日「つきなみさい」

 

今日の諫早地方は朝から雨が降っておりましたが、
すぐに小康状態となりました。
気温も低い状態が続いており、インフルエンザが流行しているようです。
季節の変わり目ですので、皆さま十分にご自愛下さい。

 

さて、本日2月1日も
定例の「月次祭(つきなみさい)」が執り行われました。

小雨が降る中に、境内清掃のお手伝いを頂きました方、
ご参詣いただきました方々、ご参列ありがとうございました。

今日は節分も近いということで、お下がりとして
通常の「清祓の塩」と、節分用の「福豆」をお渡ししました。
 

 

次回の「つきなみさい」は
2月15日(水)
8:30~
となります。

※今年からは昨年までと時間が変更となり、
  平日・土日祝とも原則8:30からの開式とします。

 

 

皆様とともに 日々の神恩感謝や健康安泰・繁栄などを祈願します。

自由にご参列できますので、
ご都合つかれる方はどうぞご参詣下さい。

また、月次祭に先立ち境内清掃を行います。
お時間ある方は、8時00分~8時15分までの間
清掃にご協力頂けますと幸いです。

 

なお、月次祭に参列できない方も
月の始まり(一日)や中日(十五日)の節目には
各々ご都合のつく時間で結構ですので、
地元の氏神様をお祀りする神社や崇敬されている神社へ足を運び、
社頭にて心静かに参拝されることをお奨めしております。

今ここに生かされていることへの感謝の気持ちを神様にお伝えしましょう。

 

 

 
最後に、今後の「戌の日」をお知らせ致します。

安産祈願(着帯祝い)の時期目安としてご参考くださいませ。

如月  2月 7日(火)、19日(日)
弥生  3月 2日(金)、14日(水)、26日(月)
卯月  4月 7日(土)、19日(木)

 







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