皇居勤労奉仕の感想(4)

 

今日の諫早はどんよりとした曇に覆われ、
少し肌寒さを感じる一日となりました。

 

さて、前回ブログの続きで
長崎県神社庁の「皇居勤労奉仕の旅」が
どのようなご奉仕なのか、どういった感じのツアーなのか、
近年参加された方々の感想を数回に渡ってご紹介していきます。

 

今回が最新版のアップになりますので
本シリーズの連載はいったんここで終了しますが、
来年以降もその都度ご紹介していきたいと思います。

 

この感想は、神社庁が毎年発行している『庁報』に
掲載されており、神社庁のホームページで公開しているものです。

 

なお、今年の「皇居勤労奉仕の旅」のご案内はこちら。

 

 

------ ここから ------

 

皇居勤労奉仕の感想(4)

 

平成26年庁報に掲載 〜Yさん(大村市在住の男性)の参加記〜

 

九月二日から七日まで
久田松団長の下、五泊六日の日程で実施されました。

 

九月二日、八王子市にある武蔵野御陵で
大正天皇、貞明皇后陵、昭和天皇、香淳皇后陵を参拝。
その後、東京九段の靖國神社にて正式参拝し遊就館を見学しました。

 

九月三日、皇居での勤労奉仕が始まります。

 

皇居では、毎朝入口で身分証明証を提示しチェックを受けます。

 

初めての奉仕作業は二重橋近くの清掃から始まり、
長和殿周辺の芝生園の草取り作業を行いました。

 

九月四日、宮中三殿(賢所、皇霊殿、神殿)周囲の草取りを行い、
午後からは畏くも天皇皇后両陛下の御会釈を賜りました。

 

九月五日、場所を皇居から赤坂御用地へと移し奉仕作業を行いました。
園遊会が開催される庭園の草取りを行った後、
皇太子殿下の御会釈を賜りました。

 

九月六日、再び皇居に戻り東御苑での奉仕作業となりました。

 

天守台下の本丸大芝生園の草取を終えると、
奉仕団の中から代表者を募り天皇陛下からの賜り物を戴きました。

 

その後、他の奉仕団員とは別行動で
蓮池参集所(天皇陛下の御会釈を戴いた場所)の室内清掃を行い、
皇居奉仕の全ての日程が終了しました。

 

九月七日最終日、川越市内を観光し、喜多院を訪れました。

 

徳川家の家具等が展示されており、院内にある五百羅漢は
色んな表情の僧侶の像が並んでいました。

 

その後、東京浅草で昼食を取り、浅草寺界隈の散策を楽しみました。

 

皇居での奉仕四日間は、
朝八時に皇居に入り、午後三時三十分まで
皇居内で清掃活動を行いますが、休憩、昼食、奉仕場所までの移動や
施設説明等がある為、実質の作業は三〜四時間程であったと思います。

 

今回、皇居勤労奉仕団に参加して、多くの感動・感銘を受けましたが、
次の四点は特に心に残っています。

 

一、
天皇、皇后両陛下、皇太子殿下の御会釈で直ぐ側でお会いできた事。

 

二、
通常時は入れない皇居、赤坂御所で、毎日場所を変えて奉仕作業出来た事。

 

三、
皇居、赤坂御所内の施設を見学し詳しい説明を受けられた事。

 

四、
奉仕団二十六名の方と親しくなれた事。

 

一方、観光については武蔵野御陵参拝、靖國神社正式参拝、
両国では本場のちゃんこ鍋を食べ、豪華船ディナークルーズでのビュッフェ、
東京スカイツリーからの遠望、「すばらしい」の一言でした。

 

皇居奉仕を終えた六日夜の大江戸温泉物語では、
ゆっくり温泉を楽しみ、四日間の疲れが取れ
浴衣で寛いだ宴会は大変盛り上がりました。

 

最終日の川越観光では、徳川家ゆかりの「喜多院」を見学し、
表情豊かな五百羅漢が印象に残っています。

 

 

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皇居勤労奉仕の感想(3)

 

今日の諫早は寒くはないものの
どんよりとした曇に覆われ、夕方からは小雨となりました。

 

さて、前回ブログの続きで
長崎県神社庁の「皇居勤労奉仕の旅」が
どのようなご奉仕なのか、どういった感じのツアーなのか、
近年参加された方々の感想を数回に渡ってご紹介していきます。

 

この感想は、神社庁が毎年発行している『庁報』に
掲載されており、神社庁のホームページで公開しているものです。

 

なお、今年の「皇居勤労奉仕の旅」のご案内はこちら

 

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皇居勤労奉仕の感想(3)

 

平成25年庁報に掲載 〜Mさん(新上五島町の方)の参加記〜

 

 

「皇居勤労奉仕」と聞くと、
何か畏まってしまいそうですが、要は「連続する平日の4日間、皇居と
赤坂御用地で除草、清掃、庭園作業などを行う」ボランティア活動です。

 

今回の経験から得たその詳細ですが、奉仕団が持参するのは
軍手のみで、他の用具はすべて宮内庁庭園課が用意します。

 

作業時間は、午前中が8時半から11時半まで、
午後が1時から3時半までで、作業の前には奉仕区域の説明があり、
また皇居は広く作業場所への移動に時間がかかることから、
実際の作業時間はかなり短くなります。

 

「こいなら、おいでんいくよ」と思った方、
誰もが入れない皇居を見たい方は、ぜひ来年は参加することを
お薦めします。(ただし、75歳以下の年齢制限があるのでお早めに)

 

今回の団長は後藤宮司で、参加総数は42名、
男女別では女性29名、男性13名でした。

 

平均年齢はかなり高かったと思われます(笑)。

 

9月11日、奉仕一日目朝8時頃、私たちはJR東京駅正面の
桔梗門から皇居に入り、窓明館(私達の休憩所)に行きました。

 

午前中は東御苑内を、
職員のユーモアたっぷりの説明を聞きながら見学。
歩き・笑い疲れたところで休憩所に戻り弁当昼食。

 

午後二時、宮内庁舎横の蓮池参集所で、
天皇皇后両陛下から御会釈を賜りました。

 

陛下は団体の代表者に直接お言葉をかけられ、
そして最後に奉仕団が万歳三唱をしました。

 

御会釈後、二の丸雑木林近くの作業場に移動、
城址一角の草むしりをして奉仕一日目が終わりました。

 

9月12日奉仕二日目、
作業場は天皇陛下お住まいの吹上御所に近い大道庭園でした。

 

ここまで来るのに休憩所から約30分は歩いたでしょうか、
とにかく大木が多いのにびっくりです。

 

途中、宮中三殿、陛下がお田植えと稲刈りをなさる水田、
皇后陛下ご養蚕のための桑畑等を見学しました。

 

今日の作業は盆栽養生所・バラ園の草取り
及びバラ園に除草シートを敷くことでした。
バラの中には「プリンセスミチコ」というバラもありました。

 

9月13日奉仕三日目、作業場は
正門(二重橋)を入ってすぐの芝生広場でした。

 

午前の前半は宮殿裏手の庭を見学後、二重橋で記念写真の撮影。
作業場に移り、芝生から覗く背高い草の引き抜き作業を
約一時間行ったあと休憩所に戻り昼食。

 

午後もまた同じ場所へ戻り、草抜き作業。
今日の奉仕が一番みっちりだったような気がします。

 

9月14日、奉仕最終日は赤坂御所での作業でした。
ここには東宮御所、各皇族方邸宅、
園遊会が開催されることで知られる赤坂御苑があります。

 

午前中は職員の案内で園遊会会場を見学し記念撮影、
その後園遊会のとき駐車場となる芝生広場での小枝拾いをし昼食。

 

昼は秋篠宮邸側の草場で、秋篠宮殿下お手植えの
かぼちゃを見ながらの草刈りでした。

 

午後3時からは東宮御所で、
皇太子殿下の御会釈を賜ることができました。

 

初めての皇居勤労奉仕は、見るもの聞くもの
全てが興味深く、あっという間に過ぎた四日間でした。

 

平日の四日間を都合つけるのは大変ですが、
それだけの価値はあります。

 

団員の中には、はまってしまい
「私は三回目ですたい」という猛者もいらっしゃいました。

 

最後に、このような素晴らしい企画を提供していただいた
長崎県神社庁に感謝して、万歳、万歳、万歳。

 

 

------ ここまで ------

 

 

 



皇居勤労奉仕の感想(2)

 

今日の諫早は早朝より雨が降っていましたが
お昼前には止み、陽が差し込む温かい一日となりました。

 

神社では、外祭で地鎮祭のご奉仕がありました。

雨の影響で地面がぬかるんでいましたが、
施工者さんのお心遣いで対策をしていただきまして
スムーズに斎行することができました。

 

さて、前回ブログの続きで
長崎県神社庁の「皇居勤労奉仕の旅」が
どのようなご奉仕なのか、どういった感じのツアーなのか、
近年参加された方々の感想を数回に渡ってご紹介していきます。

 

この感想は、神社庁が毎年発行している『庁報』に
掲載されており、神社庁のホームページで公開しているものです。

 

なお、今年の「皇居勤労奉仕の旅」のご案内はこちらです。

 

 

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皇居勤労奉仕の感想(2)


平成24年庁報に掲載 〜Mさん(長崎市在住の女性)の参加記〜

 
この度、初めて皇居勤労奉仕団(9月11日~16日)に参加致しました。

 

神社敬神婦人会の私たち姉妹三人とも参加が叶い、
宮司を始め職員の皆様方にも感謝申し上げます。

 

奉仕団の団員は36名(内、9名は宮崎県から参加)で、
六日間ずっと一緒に行動したのですぐに仲良くなりました。

 

皇居奉仕は初めての参加で何もわかりませんでしたが、
団長の早田様がやさしく導いて下さり、
安心して過ごすことができました。

 

東京に着いた日は、
私の親族が祀られている靖國神社への正式参拝があり、
感動を覚えながらしっかり手を合わせました。

 

奉仕一日目は、皇居内の窓明館で、
宮内庁の職員の方から細かく説明を受けました。

 

初日は東御苑地区の清掃ということで、
誰もが入れない場所の見学をさせて下さり、
ユーモアを混ぜて案内いただきました。

 

窓明館の隣の席には、
石川県の金沢工業大学の学生さんが座っていて、
若い人たちの皇室敬慕の念に感心し安心もしました。

 

天気もよく日差しが強かったため、汗をかきましたが、
その汗も勤労奉仕ということで清々しく感じました。

 

奉仕二日目は、
午前中からなんと天皇皇后両陛下の御会釈を賜りました。

 

御会釈の時間になると参集所の前で車を降りられ、
入口に御見えになられた瞬間、胸がつまり、
なんとも高貴な空気が漂っていました。

 

私達の近くで、今回皇居奉仕に来ていた六団体の団長一人一人に
お声をかけられ、団長が陛下の御言葉にそれぞれ答えました。

 

御会釈の最後に、我々の早田団長が選ばれて、
万歳三唱の先導を行い、両陛下を目の前にして万歳三唱を行いました。

 

本当に感激でした。

 

午後からは宮殿地区の清掃で、天皇陛下のお手植えの稲穂も実り、
皇后陛下の桑畑、三百年から六百年も続く盆栽等を見学しました。

 

飾られる盆栽は賓客毎に変えられるとのことで、
びっくりするとともに感動しました。

 

奉仕三日目は、
赤坂御所の清掃奉仕で、昨日と同じように奉仕の後、
皇太子殿下の御会釈があり、感激致しました。

 

園遊会のある場所の見物もでき幸運でした。

 

奉仕四日目は、
宮中三殿の清掃奉仕を行い、有難く参拝もさせて頂きました。

 

奉仕が終わった後には、
東京浅草の浅草寺参拝、東京スカイツリー、
豪華船ディナークルーズ、最終日には伊東温泉で疲れを癒し、
江ノ島の辺津宮や、鎌倉の大仏等を参拝することができました。

 

今回、皇居奉仕に参加できたこと、
天皇皇后両陛下より賜物を頂戴致したこと、
大変御利益を感じ満足の時間でした。

 

東京からの帰宅後、月日の過ぎるのが早く、神社の秋祭りが始まり、
天気にも恵まれ、大勢の人で賑わい最高の三日間でした。

 

私も毎年行列に参加しておりますが、
今年は皇居勤労奉仕参加後でしたので、感謝一入でした。

 

末尾に、この素晴らしい皇居勤労奉仕団が
末永く続くことをお祈り申し上げます。

 

 

------ ここまで ------

 

 

 



皇居勤労奉仕の感想(1)

 

今日の諫早は春の陽気を感じる心地よい一日となりました。

 

本日の境内は落ち着いていましたが、
昨日は日曜+大安+戌の日ということもあって
安産祈願、お宮参り、車祓いの参拝者で賑いました。

 

さて、先日のブログで
今年平成26年の「皇居勤労奉仕の旅」のご案内をしましたが、
どのようなご奉仕なのか、どういった感じのツアーになるのか
もっと詳しく知りたいという方もいらっしゃるかもしれません。

 

そこで、近年の「皇居勤労奉仕の旅」に参加された方々の感想を
数回にわたりましてご紹介していきたいと思います。

 

この感想は、神社庁が毎年発行している『庁報』に
掲載されており、こちらのページで原文や写真も公開されています。
ご関心ある方はご覧いただければと思います。

 

------ ここから ------

皇居勤労奉仕の感想(1)

平成23年庁報に掲載 〜Nさん(諫早市在住の女性)の参加記〜

 

「感謝の御奉仕」

 

今回、第13回長崎県神社庁皇居勤労奉仕団に参加してまいりました。

 

今年は例年にもまして猛暑の連日で熱中症が心配される中、
遠方は熊本など各地から長崎空港に集合し、一路東京へと出発しました。

 

団長様や他神職の方々が参加されていて、
不安な気持ちも安心と期待へ変わりました。

 

東京へ到着し最初に向ったのは、武蔵野御陵でした。
昭和天皇の御陵に参拝できたことは、大変幸せに思いました。

 

次に、靖国神社へ正式参拝を致しました。
「英霊の言乃葉」は感動で胸がつまりました。
学業半ば、志半ばにして国・家族への思いを抱いて征かれた英霊に、
深く深く胸を痛めました。

 

翌九月七日には、掌典職の方と宮中三殿賢所周囲の草取りをしました。

 

猛暑の連日でしたが樹木の茂みでの休憩時は、
冷たいお茶を頂き、一同感激し合いました。

 

陛下のお手植えの稲田は金色の稲穂が秋を告げ、
皇后様の養蚕の桑畑は猛暑の中でも緑の葉が繁って
よくお手入れされていました。

 

貴重な盆栽の数々の中には三百年から五百年にもなるものもあり、
海外からの来客が見える時に展示されるのだそうです。

 

八日は、台風九号の影響で雨になり、
赤坂御苑や園遊会場を見学しました。

 

東宮御所楢の間で皇太子殿下に御会釈を賜りました。

 

穏やかでおやさしい雰囲気が
テレビでの拝見と同じで大変感激しました。

 

九日は、南庭の清掃でした。その後宮殿・長和殿の見学でした。

 

長和殿のベランダは長さが160mもあり、一般参賀の人達に
お応えになる所はテレビで見るよりも近くに感じました。

 

午後からは蓮池参集所で天皇皇后両陛下の御会釈を賜わりました。

 

長い間思い続けていた夢が今ここに実現し、
さらに最前列で拝する幸運にも恵まれました。

 

優しいお顔と温かいお言葉が
魂の底まで清められたような有難い気持ちになり、
緊張と感動で涙がこみあげてきました。

 

天皇陛下が、日本国民の象徴として、
国民の平安と国家の繁栄・世界平和を日々お祈りしておられる
お姿を拝し、本当に有難いことだと思いました。

 

十日は、天守閣跡や皇居東御苑の見学、本丸の花壇の草取りでした。

 

石垣に罹災で燃えた跡が黒く残っていたことや、大奥や松の廊下の
跡地の説明の時は、江戸時代にタイムスリップした思いになり
映画の一場面を見る様でした。

 

今回、腰を痛めながらも
どうしても参加したいという一念で参加したという団員の方のお話を聞き、
皇室への思いの深さに頭が下がりました。

 

団員の皆様と最高に楽しい御奉仕ができ、
貴重な経験をさせて頂いたことは
生涯忘れられない素晴らしいものとなりました。

 

次は妻同伴で参加したいと言われる方もあり、再度会う事も約束しました。

 

最後に、今回お世話になりました関係者の皆様に感謝を申し上げます。

 

ありがとうございました。

 

------ ここまで ------

 

 

 



弥生3月15日「つきなみさい」

 

 

今日の諫早は朝は霜がおりるほど冷え込みましたが
日中帯は心地よい陽気に恵まれ過ごしやすい一日でした。

 

神社では、お宮参りや車祓いをご奉仕いたしました。

 

さて本日、弥生3月15日も定例の諫早神社つきまいり
「月次祭(つきなみさい)」を執り行いました。

 

境内清掃をお手伝いいただいた皆さま、
ありがとうございました。

ご参列の皆さま、ようこそお参り下さいました。

 

次回の「つきなみさい」は
4月1日(火) 8:30~ となります。

※平日・土日祝とも原則8:30からの開始です。

 

皆様とともに
日々の神恩感謝や健康安泰・繁栄などを祈願します。

 

自由にご参列できますので、
ご都合つかれる方はどうぞご参詣下さい。

 

また、当日は月次祭に先立ち境内清掃を行います。

 

お時間ある方は、8時00分~8時20分までの間
清掃にご協力頂けますと幸いです。
(雨天の場合、境内清掃は中止となります)

 

月次祭に参列できない方も
月の始まり(朔日・一日)や中日(十五日)の節目には、
各々ご都合のつく時間で結構です。

 

お住まいの地域をお守りされている地元の神社へ足を運び、
社頭にて心静かに参拝されることをおすすめしております。

 

今ここに生かされていることへの感謝の気持ちを神様にお伝えしましょう。

 

 

最後に、今後の「戌の日」をお知らせ致します。
安産祈願(着帯祝い)の時期目安としてご参考くださいませ。

 

 

弥生    3月        16日(日)、28日(金)

卯月    4月       9日(水)、21日(月)

皐月    5月      3日(土)、15日(木)、27日(火)

 

 



平成26年「皇居勤労奉仕の旅」 ご案内

 

今日の諫早地方は
心配していた昨晩からの雨も朝方には止み
雲が覆う天候ながら過ごしやすい一日となりました。

 

さて、長崎県神社庁では
天皇陛下御即位十年奉祝記念として皇居勤労奉仕団をスタートし、
これまでに16回、約490名の有志の方々が参加されてきました。

 

皇居勤労奉仕とは、昭和20年5月に空襲で焼失した宮殿の焼け跡を
整理するため、有志が勤労奉仕を申し出たことで始まり、それ以降
奉仕を希望する全国の多くの方々により行われているものです。

 

現在の皇居勤労奉仕は、連続する平日の4日間に
皇居と赤坂御用地で除草・清掃・庭園作業などを行います。

 

長崎県神社庁では、 平成26年の今年も
17回目の「皇居勤労奉仕の旅」を予定しており
現在、参加される方々を広く募集しております。

 

皇居勤労奉仕は、個人による申込みができず
一団体として宮内庁へ申請する必要があります。

(本ツアーは長崎県神社庁の奉仕団として申請)

 

ご関心ある方は、 是非この機会に参加されてみてはいかがでしょうか。

 

なお、団体名簿を
半年前までに宮内庁へ届け出る定めとなっており
申込締切日が早目になりますがご理解ほどお願いいたします。

(ただし、実施1ヶ月前まで変更可です)

 

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■第17回 長崎県神社庁 皇居勤労奉仕団 ツアー

 

実施日: 平成26年9月上旬~中旬 (5泊6日)

行き先: 皇居奉仕、武蔵野御陵、靖国神社、江戸東京博物館、鹿島神宮

募集人員: 45名

申込締切: 3月25日 (宮内庁への許可申請のため)

参加費: 138,000円

問合せ先: 長崎県神社庁 TEL  095-827-5689

 

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県神青会の東日本大震災復興祈願祭

 

今日の諫早は穏やかな天候の一日となりました。

神社では初宮詣、外祭では家祓清祓祭のご奉仕がありました。

 

さて、昨日3月11日は
東日本大震災から三年目を迎える節目の日でもありました。

 

県内の青年神職で組織する「長崎県神道青年会(長崎神青会)」では、
この節目の日に、普賢岳大噴火から復興を遂げた島原の地で
東日本大震災からの復興祈願祭を執り行いました。

 

本日の長崎新聞にも記事となっていましたが、
宮の町の海岸にて祭壇を設け、東北の方角を遥拝する形で
長崎神青会の会員をはじめ近隣の神職さん、
地元自治会長さんなどご参列のもとに厳粛に行われました。

 

私も会員の一人として参列し、御霊慰めと復興の祈りを捧げました。

 

これからも自分のできることを続けていきたいと思います。

 

 

 

 

 



当社での神前結婚式のこと

 

今日の諫早は最低気温こそ低かったものの
青空が広がり、温かさも感じることができました。

神社では、家内安全祈願や外祭では解体祭をご奉仕しました。

 

さて、昨日も青空が広がってお参り日和となり
神社では安産祈願、初宮詣、神前結婚式のご奉仕がありました。

 

当社は、出雲大社のご祭神で、「結び」の神様として有名な
大国主命(大己尊命)をご祭神としていますので、
神前結婚式のお申込みが多くなっているのも特徴の一つです。

 

諫早神社_神前結婚式_三献の儀

 

当社で結婚式を挙げられる方々には、様々な形があります。

 

いま最も多いとも思われるホテルなどで披露宴をされる方が
挙式は本格的に当神社で挙げたいという場合。

 

現在おおくなってきている形で、当社で挙式をしたあとに
ご親族(+友人知人)とお食事会をされる場合。

 

新郎新婦二人だけ、
もしくは新郎新婦お二人とご家族のみの挙式という形もあります。

 

また、お申込みの形も様々です。

 

ご本人様から直接という場合もありますし、
『bsウエディング』というブライダル情報誌を発行する
結婚相談窓口の「bsコンシェルジュ」さんからの場合もあります。

 

今回、『bsウエディング』の最新号2014春号に
当社で神前結婚式を挙げられた方のレポートが特集されていたので
ご紹介させていただきます。

 

bsウエディング_2014春号_諫早神社での結婚式リポート掲載

 

2014春号の37ページ、当社で昨年10月に結婚式を挙げた
Tさんご夫婦が結婚式を迎えるまでの準備や感想などが書かれています。

 

そのレポートによると、ご夫婦は福岡県在住とのことですが
結婚式の打ち合わせがスムーズにいき、安心して準備ができたそうです。

 

その中で、当社での神前結婚式についても

 

「神社の厳かな雰囲気がとても素敵で、和婚にして本当によかったです。

 ゲストもとても喜んでくれました!」

 

との感想をいただきました。(原文のまま)

 

人生最大の節目である結婚式に
新郎新婦のみならずご参列の皆さまにも喜んでいただけたようで、
当社としても嬉しい限りです。

 

お二人の末永い幸せとご両家ますますの弥栄をご祈念しております。

 

 

なお、『bsウエディング』は
県内の各書店やコンビニでも販売(@100円)されているので、
結婚をお考えの方以外の多くの方もご存じの雑誌かと思います。

 

機会がありましたらどうぞお手にとってご覧下さい。

 

ちなみに、発行元の「bsコンシェルジュ」の 結婚相談窓口は
長崎の夢彩都やアミュプラザに出店されています。

 

「bsコンシェルジュ」の詳細はこちらからどうぞ。

 

 

 

 



充実した研修

 

今日の諫早は肌寒さの残る一日となりました。

神社では、初宮詣や方位除祈願をご奉仕しました。

 

さて、先日一泊二日で行った
総代会の研修旅行のことについてご紹介したいと思います。

 

一日目は、先ず桃の節句の季節ということもあり
「佐賀城下ひなまつり」へ行き、伝統工芸や貴重な建築物を
見学するとともに、まちづくりのことについて勉強しました。

 

その後は、「佐賀ヤクルト工場」の見学を行い
最先端の製造工程をはじめ、品質管理や衛生管理、
環境対策などについて詳しく勉強をさせていただきました。

 

そして、初日の正式参拝先である「筑後国一の宮 高良大社」へ。

 

祓戸で修祓を行い、国の重要文化財となっている社殿にて
玉串を奉りて正式参拝をさせていただきました。

 

参拝後には、神職様より
高良大社の由緒や信仰について詳しくお話をいただきました。

 

記念撮影後には、有難いことに
宮司様もいらっしゃってご挨拶をさせていただきました。

 

寒い中にお見送りもしていただき、
神職の皆さんの温かいご対応に、参加者一同
恐縮ながらも感激でいっぱいでございました。

 

誠にありがとうございました。

 

 

二日目は、まずこの研修旅行のメインでもある
九州国立博物館での「国宝 大神社展」を拝観しました。

 

国宝や重要文化財が多く圧巻だったのはもちろんですが、
また日本人の心の原郷を感じられる展示の数々で、
日本の歴史と文化の素晴らしさを実感することができ
貴重な体験となりました。

 

まだ行っていない方は、ぜひこの機会をお見逃しなく
拝観していただければと思います。

 

その後は、全国天満宮の総本社でもある
「太宰府天満宮」を自由参拝させていただきました。

 

それから、「福岡市埋蔵文化財センター」へ行き
学芸員さんのご案内により、発掘された埋蔵物の保存や管理、
修復や調査といった考古学の最前線の勉強をさせていただきました。

 

そして、二日目の正式参拝先である「高宮八幡宮」へ。

 

住宅街に突如とあらわれる鎮守の杜は清々しい神気に満ちていました。

 

拝殿にご案内いただき、修祓ののち
玉串を奉りて正式参拝をさせていただきました。

 

参拝後には、宮司様より神社の由緒や
境内整備の経緯などの有難いお話をしていただきました。

 

また、社務所・参集殿にもご案内いただき
恐縮ながらお茶のご接待を受け、お祭りやお宮の諸活動について
たいへん有意義な講話をしていただきました。

 

参加者それぞれに多くの学びがありました。

 

誠にありがとうございました。

 

 

 

二日間という短い時間ながらも、
中身の濃い充実した研修をすることができました。

 

快くご対応いただいた正式参拝のお宮をはじめ
各研修場所の皆さま、改めて厚く感謝申し上げます。

 

今後も様々な角度・分野での学びを重ね、
お宮の活性化、地域の活性化につなげていきたいと思います。

 

 

 

 



研修旅行が無事終了

 

今日の諫早は青空が広がりましたが
少し風が強く、肌寒く感じる一日となりました。

 

神社では、厄除け祈願と
境内においては結婚式の前撮り撮影が行われました。

 

さて、一昨日の水曜から一泊二日での
諫早神社総代会の研修旅行が、無事終了しました。

 

天候に恵まれ、参加者の皆さんのご協力もあり
予定通りの行程で進めることができました。

 

個人的にもたいへん意義深い研修旅行となり
学んだことを今後の神明奉仕に活かしていきたいと思います。

 

総代の皆さんにとっても、今後の地域づくり・まちづくりの
ヒントになったのではないかと思います。

 

詳しい内容は、次回のブログでご紹介します。

 

 

 







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