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桜の開花予想
先日、立春を迎え
少しずつではありますが春の訪れを感じるこの季節。
2月3日に日本気象協会から
今年1回目となる桜開花予想が発表されました。
その発表によると、全国的に平年並みか平年よりも早く
九州北部などはかなり早い見込みとのことです。
長崎は、平年だと3月25日のようですが
今年は少し早く3月22日頃の予想とのことです。
今年、日本で一番早いと予想されている(沖縄除く)のが
福岡県で3月19日頃、
最も遅いと予想されているのが北海道の5月4日頃。
約1ヶ月半もの時間をかけて桜前線が北上していくのですね。
なお、この桜開花予想は
4月までに随時修正を加えながら計11回の発表を予定しているのだそうです。
次回、第2回目の発表は2月17日とのこと。
梅の開花が始まっているところもあるようで
四季の移り変わりを感じる日々が続きますね。
EXILE 奉祝曲「太陽の国」 その②
先日のブログの続きで、
EXILE 奉祝曲「太陽の国」についてご紹介します。
この奉祝曲「太陽の国」は
以下のような三部構成の組曲となっております。
第一楽章:「太陽の種」、オーケストラ演奏
第二楽章:「太陽の芽」、ダンスパフォーマンス
第三楽章:「太陽の花」、歌パート
から構成されており、約15分もの大作となっています。
第三楽章の歌「太陽の花」は
作詞を秋元康さんが担当し、作曲を岩代太郎さんが担当しています。
秋元康さんは
作詞家・音楽家・放送作家と様々な方面で活躍し
美空ひばりさん「川の流れのように」の作詞ををはじめ
最近はアイドルグループAKB48のプロデューサーとしても
知られている方です。
岩代太郎さんは
作曲家・ピアニストとして活躍し
近年は映画音楽を数多く手がけており、映画「レッドクリフ」の
音楽を担当していることでも知られている方です。
ちなみに、EXILEのボーカル
TAKAHIROさんは長崎県佐世保市の出身です。
テレビで放送されており拝見しましたが、
オーケストラ演奏もダンスも歌も
素晴らしいパフォーマンスであったと感じました。
たった一度の演奏ですので、残念ながら
もう生では見ることはできません。
CD化の要望なども出たようですが
今現在はその予定はないとのことです。
ただ、各種動画サイトでは見ることができるそうですので
ご関心あられる方は検索されてみて下さい。
なお、覚えていらっしゃる方もいるかもしれませんが
十年前の「即位十年をお祝いする国民祭典」では
X JAPAN・YOSHIKIさん作曲の
ピアノ協奏曲 奉祝曲「Anniversary」が、
YOSHIKIさんご自身によって御前演奏されました。
EXILE 奉祝曲「太陽の国」 その①
現在、各方面で活躍中の14人組ヴォーカル&ダンス・ユニット
「EXILE(エグザイル)」が、
平成21年11月12日に皇居前広場で行われた
天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典において
奉祝曲・組曲「太陽の国」を披露しました。
テレビなどでも放送されていましたので
ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。
この国民祭典は二部構成となっており、
第一部・第二部ともそれぞれ3万人が集い
合わせて6万人もの人々によりお祝いの式典が行われました。
第一部は、「奉祝まつり」ということで
16団体・約2千名の音楽隊などが参加した祝賀パレードや、
19団体・約4千名が参加した神輿御渡、
また、全国の都道府県による郷土展などが行われました。
第二部は、「祝賀式典」ということで
下記のようなプログラムが行われています。
●お祝いメッセージとご紹介(1)
ヤドヴィガ・ロドヴィッチ(ポーランド共和国駐日大使)
豊田章一郎(日本経団連名誉会長)
平野祐康(三宅村長)など
小柴昌俊(ノーベル賞受賞者)、星出彰彦(宇宙飛行士)、
松山優治(東京海洋大学学長)、野口健(アルピニスト)
●奉祝演奏
陸海空自衛隊合同音楽隊「祝典行進曲」「威風堂々」
鬼太鼓座「屋台囃子」
●お祝いメッセージとご紹介(2)
森光子(女優)、橋幸夫、藤岡弘、宇崎竜童、松崎しげる、萩本欽一、
熊川哲也、三遊亭金馬、佐伯チズ、東ちづる、平原綾香、玉木宏、
鶴田真由、常盤貴子、国仲涼子、宮崎あおい、ほか
荒川静香(トリノ五輪金メダリスト)、
高橋尚子(シドニー五輪金メダリスト)、
浜口京子(アテネ・北京五輪女子レスリング銅メダリスト)、
吉田沙保里(アテネ・北京五輪女子レスリング金メダリスト)、
柳本晶一(アテネ・北京五輪バレーボール日本女子代表監督)、
阿武教子(アテネ五輪女子柔道金メダリスト)、
福西崇史(元サッカー日本代表)、北澤豪(元サッカー日本代表)ほか
原辰徳(WBC・代表監督、巨人監督)、王貞治(福岡ソフトバンク会長)、
野村克也(プロ野球元監督)、内川聖一(横浜ベイスターズ)、
村田修一(横浜ベイスターズ)、中島裕之(西武ライオンズ) ほか
●奉祝演奏
千代田区立和泉小学校ビッグバンドクラブIZUMI NOTES
「ウッドチョッパーズボール」「ロックアラウンドザクロック」
劇団こころ・疾風乱舞合同チーム「ハマコイ踊り」
●天皇皇后両陛下お出まし
奉迎演奏 陸海空自衛隊合同音楽隊「平成の秋」
●主催者祝辞 岡村正(奉祝委員会会長)
●内閣総理大臣祝辞
●天皇陛下御即位二十年奉祝曲
歌 EXILE(14名)
●国歌斉唱 演奏 陸海空自衛隊合同音楽隊
●天皇陛下お言葉
●聖寿万歳
●両陛下ご退出 奉送演奏 陸海空自衛隊合同音楽隊「平成の秋」
以上がプログラム概要です。
非常に豪華な内容ですね。
なお、司会はNHKなどで活躍された
宮本隆治さんと久保純子さんがご担当になりました。
少々長くなりましたので
EXILE 奉祝曲「太陽の国」についての詳細は
次回のブログでご紹介します。
はじめてのニッポンカルチャー
「日本の魅力を再発見する」をコンセプトに
奇数月6日に発売されている雑誌
『DiscoverJapan(ディスカバー・ジャパン)』をご存知でしょうか。
今回ご紹介するのはこの2010年2月号で、
「はじめてのニッポンカルチャー」という
日本の伝統的な芸能文化について特集が組まれています。
概要(目次)としては、
・さらば歌舞伎座
・歌舞伎を見たことがあるか?
・江戸時代、歌舞伎俳優はスーパースター
・家系図を知ると歌舞伎がもっとおもしろい
・歌舞伎鑑賞のためのイロハ(舞台、衣裳、音楽、動物)
・実はカゲキな歌舞伎ストーリー
・能
・狂言(野村萬斎が語る狂言の魅力など)
・文楽
・落語
・はじめての茶会
となっております。
歌舞伎・能・狂言・文楽・落語・茶道・華道などは
最近は外国でも盛んに公演が行われ、世界が知るようになりました。
これら日本の芸能文化について、関心のある方であれば
興味深く読める内容ではないでしょうか。
そういう私も
きちんと理解できるほどの知識・見聞を持ち合わせておりませんでしたので
非常に参考になる一冊でした。
定価は980円(税込)で、1月6日に発売されています。
全国の書店でも扱っているようですが
こちらでもお求めいただけるようです。
↓
大学生の頃、同じクラスの友人が「能」のサークルに所属していたので
その友人の公演を何度か拝観したことがあります。
たしかに臨場感やワクワク感はあったものの
〝いまいちストーリーや展開が理解できない〟〝ピンとこない〟という
自らの勉強不足がネックで
その後は観る機会を失っていました。。
きちんとその魅力・イロハを押さえたうえで観てみると
また違った世界に足を踏み入れることができるのかもしれませんね。
「恵方巻き」平成22年は、西南西やや右
2月3日の「節分の日」には
豆まきをして「鬼は外、福は内」と叫ぶことで
鬼(邪気)を祓うことが一般的ですが、
近年は「恵方巻き」を食べる習慣が広まっていきています。
「恵方巻き」とは、節分の日にその年の恵方を向いて
目を閉じて願い事を思い浮かべながら無言で太巻き(恵方巻き)を
まるかぶりすると一年間健康でいられると言われているものです。
太巻き(恵方巻き)の中身は、七福神にあやかって七種類の具を入れ
「福を食べる」「福を巻き込む」という意味合いもあるようです。
この慣習の由来は定かではありませんが、
江戸時代に大阪の商人たちが商売繁盛の祈願事として始めたもの
とされています。
ちなみに、恵方とは、その年1年の開運(吉方)の方角とされ
陰陽道に基づいて決められているもので
その年の歳徳神(としとくじん,としとくかみ、福徳を司る吉神)が
いらっしゃる方角の事です。よって、恵方はその年毎に変わっていきます。
例えば平成22年の恵方は庚(かのえ)の方位です。
庚の方位と書いてもわかりづらいので、
しばしば西微南(にし・びなん)とされています。ほぼ西南西の方です。
厳密に言うと、この西微南は
陰陽道に基づき24分割された方位ですので、西南西と同じではありません。
これは現代の16分割した方位とは違うため
西南西と微妙に異なる方角となっているのです。
整理して、わかりやすく表現すると
平成22年の恵方は、「西南西やや右」ということになります。
※一般的には、さらに簡略化して西南西と表記されることが多いようです。
参考までに、今後5年の恵方を下記にお知らせいたします。
平成22年-西南西やや右(庚、西微南)
平成23年-南南東やや右
平成24年-北北西やや右
平成25年-南南東やや右
平成26年-東北東やや右
Begin Japanology「和太鼓」
NHKで、日本文化の魅力などを世界に発信している
「Begin Japanology」という番組があります。
海外に向けた番組のため、番組は基本的に英語で進行され
現在は、ラジオやテレビでご活躍されている
ピーター・バラカンさんがキャスターを務めています。
先日、1月21日の深夜25:10~25:40に放送があり
今回は「和太鼓」が特集されていました。
「和太鼓」は様々なお祭りなどはもちろんですが
神社の神事でも用いられています。
最近は「和太鼓」の演奏会・公演なども盛んに行われているようです。
番組では
「和太鼓」の成り立ちや日本文化との関係性、作り方・製造工程などが
紹介されており、知らないこともたくさんありまして
大変参考になる番組でした。
この「Begin Japanology」は海外向けの放送がメインですが
国内向けの放送もあり、
NHK総合の毎週木曜・深夜25:10~25:40(例外あり)で放送されています。
これまで何度か拝見しておりますが
なかなか興味深い内容のものが多く、日本の文化などに関心のある方には
オススメできる番組かと思います。
むしろ国内向けに同じような内容の番組があってよいのではないか
とも感じます。
自分の生まれ育った国や地域の文化について尋ねられたとき、
きちんと紹介や説明ができるようになりたいものです。
「お祭り」 畳破り、ヘトマト、弁財天祭り
日本には各地で様々な「お祭り」が開催されています。
この「お祭り」の中には何十年、何百年と続いているものも
少なくありません。
どなたも
一度は「お祭り」に関わったことがあるのではないでしょうか。
新聞やテレビニュースなどで報道されましたが
先週末、長崎でもいくつかの「お祭り」があったようなのでご紹介します。
●「畳破り」楠公神社、諫早市白浜町
→上半身裸の氏子男性衆がわらで体をこすり合って
無病息災などを願うもので、250年以上も続いている奇祭。
南北朝時代に楠木正成勢と鎌倉幕府軍が戦った
「千早城の攻防」(西暦1333年)の様子を再現しているもの。
●「ヘトマト」、五島市下崎山地区
→相撲、新婚女性による羽根突き、わらで作った玉を奪い合う
玉せせり、大綱引き、若い女性を巨大なわら草履に乗せて
担ぎ上げて練り歩くなどの行事を一度に行い、
豊漁豊作、子孫繁栄、無病息災などを願う奇祭。
「ヘトマト」の由来や語源は不明とされているが
国指定の重要無形民俗文化財に指定されている。
●「弁財天(メーザイテン)祭り」、新上五島町有川郷
→青年達が揃いの着物をまとい、太鼓を打ち鳴らしながら
鯨唄を唄い、1日をかけて地区内を廻り歩きまわって
大漁・商売繁盛・家内安全等を祈願するお祭り。
かつて捕鯨で栄えた地区で300年以上も続く伝統行事。
こうして各地で様々な「お祭り」が開催されています。
そこには様々な想いが込められており、
代々受け継がれてきたものです。
このような伝統行事は
続けることがとても大事なことであると同時に
その時々の時代の趨勢に流されることなく世代を超えて続けていくことは
非常に困難が伴うものだと思いますので、
関係者の方々のその想いと行動力には敬服いたします。
これからもぜひ続けていってほしいものです。
ちなみに、諫早神社でも「浮立(ふりゅう)」や
数百年続いていたと言われる「射手馬」という「お祭り」がありましたが
残念なことに
戦後に諸々の理由で途切れてしまっているのです。。
「歌会始の儀」 今年のお題は「光」
前々回のブログで
和歌のことについて少々触れましたが、
本日1月14日、新春恒例の「歌会始の儀」が
皇居・宮殿「松の間」で開かれています。
今年のお題は「光」。
天皇、皇后両陛下をはじめ皇族方の歌のほか、
一般応募2万3346首から選ばれた入選者10人と
選者たちの歌が朗詠されたそうです。
歌を披露する召人(めしうど)は、天皇陛下に特別に招かれた
歌人の武川忠一さん(90)が務められました。
この「歌会始の儀」は、毎年の始めに
皇族・貴族が集い和歌(短歌)を披露しあうものです。
こうして人々が集まって共通の題で歌を詠み披露しあう会は
奈良時代には既に行われていたという記録があるそうです。
現在は、皇族のみならず国民広くから和歌を募集し
お披露目されていて
テレビ(NHK)などでも生中継されていますので
ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。
このような「歌会」は
言葉の美しさや心情の様相、時の情趣などが感じられて
素敵で雅やかな伝統行事ですね。
ちなみに、来年のお題も既に発表され
来年のお題は「葉」です。
宮内庁で応募を受け付けており、
締め切りは今年の9月30日(消印有効)になります。
ご関心ある方は応募してみてはいかがでしょうか。
詳細な応募要領は
宮内庁ホームページをご参照下さい。