Begin Japanology「和太鼓」

NHKで、日本文化の魅力などを世界に発信している
「Begin Japanology」という番組があります。

海外に向けた番組のため、番組は基本的に英語で進行され
現在は、ラジオやテレビでご活躍されている
ピーター・バラカンさんがキャスターを務めています。

 

先日、1月21日の深夜25:10~25:40に放送があり
今回は「和太鼓」が特集されていました。

「和太鼓」は様々なお祭りなどはもちろんですが
神社の神事でも用いられています。

最近は「和太鼓」の演奏会・公演なども盛んに行われているようです。

 

番組では
「和太鼓」の成り立ちや日本文化との関係性、作り方・製造工程などが
紹介されており、知らないこともたくさんありまして
大変参考になる番組でした。

この「Begin Japanology」は海外向けの放送がメインですが
国内向けの放送もあり、
NHK総合の毎週木曜・深夜25:10~25:40(例外あり)で放送されています。

これまで何度か拝見しておりますが
なかなか興味深い内容のものが多く、日本の文化などに関心のある方には
オススメできる番組かと思います。

むしろ国内向けに同じような内容の番組があってよいのではないか
とも感じます。

 

自分の生まれ育った国や地域の文化について尋ねられたとき、
きちんと紹介や説明ができるようになりたいものです。



新春書き初め大会

皆さまは「新春の書き初め」されたことありますでしょうか。

新しい年が明けて、初めて墨をすり、清らかな気持ちで筆を持ち
真っ白な紙に初めて書を描く「書き初め」は、
吉書(きっしょ)、初硯(はつすずり)、試筆(ためしふで)
などとも呼ばれるお正月の恒例行事です。

もとは1月2日に行われるものでしたが、現在は
その日に限らず新年の初書が「書き初め」とされています。

墨を摺るのは、元旦に汲み上げた「若水」と呼ばれる
歳神様に供えたり家族の食事に使ったりする水を使います。

書をしたためる時は、恵方に向かい
「福」や「寿」などの文字や
漢詩などを書くことが多かったようです。

元来は宮中行事として行われておりましたが
江戸時代に寺子屋教育などで盛んになり、全国に広まっていきました。

書きあげた文字は
神棚の前に掛けたり、恵方に向けて貼ったりしていました。

そして、小正月(1/15)の頃
お正月飾りと一緒にお焚き上げをし、その炎が高く燃え上がるほど
字が上手くなると言われていたのです。
 

諫早市でも、諫早ライオンズクラブの主催で
1月17日(日)に、御館山小にて
「第28回諫早小・中学校新春書初め大会」が開催され
226名の生徒が参加されたそうです。

たくさんの子供たちが
真剣に筆を走らせる様子や楽しそうに参加している様子を
ケーブルテレビなどで拝見しましたが
とても貴重な体験だったようですね。

なお、1月24日(日)に
その表彰式が諫早市民センターにて行われるとのことです。
 

ちなみに、諫早神社でも
以前は書き初め大会が行われていたようですが
数十年前から途切れてしまっています。。



「お祭り」 畳破り、ヘトマト、弁財天祭り

日本には各地で様々な「お祭り」が開催されています。

この「お祭り」の中には何十年、何百年と続いているものも
少なくありません。

どなたも
一度は「お祭り」に関わったことがあるのではないでしょうか。

新聞やテレビニュースなどで報道されましたが
先週末、長崎でもいくつかの「お祭り」があったようなのでご紹介します。  

 ●「畳破り」楠公神社、諫早市白浜町

  →上半身裸の氏子男性衆がわらで体をこすり合って
     無病息災などを願うもので、250年以上も続いている奇祭。
     南北朝時代に楠木正成勢と鎌倉幕府軍が戦った
     「千早城の攻防」(西暦1333年)の様子を再現しているもの。

 ●「ヘトマト」、五島市下崎山地区

  →相撲、新婚女性による羽根突き、わらで作った玉を奪い合う
     玉せせり、大綱引き、若い女性を巨大なわら草履に乗せて
     担ぎ上げて練り歩くなどの行事を一度に行い、
     豊漁豊作、子孫繁栄、無病息災などを願う奇祭。
     「ヘトマト」の由来や語源は不明とされているが
     国指定の重要無形民俗文化財に指定されている。

 ●「弁財天(メーザイテン)祭り」、新上五島町有川郷

  →青年達が揃いの着物をまとい、太鼓を打ち鳴らしながら
     鯨唄を唄い、1日をかけて地区内を廻り歩きまわって
     大漁・商売繁盛・家内安全等を祈願するお祭り。
     かつて捕鯨で栄えた地区で300年以上も続く伝統行事。

 
こうして各地で様々な「お祭り」が開催されています。
そこには様々な想いが込められており、
代々受け継がれてきたものです。

このような伝統行事は
続けることがとても大事なことであると同時に
その時々の時代の趨勢に流されることなく世代を超えて続けていくことは
非常に困難が伴うものだと思いますので、
関係者の方々のその想いと行動力には敬服いたします。

これからもぜひ続けていってほしいものです。

 
ちなみに、諫早神社でも「浮立(ふりゅう)」や
数百年続いていたと言われる「射手馬」という「お祭り」がありましたが
残念なことに
戦後に諸々の理由で途切れてしまっているのです。。



不思議でキレイなスピリチュアル・マガジン     「voice style +plus ~神々の国、日本~」

先日のブログで、神社関係の特集をしている
「一個人」2010年2月号のご紹介をしましたが、
引き続き神社関係の特集がある雑誌を紹介したいと思います。

ちなみに、「一個人」2010年2月号は
現在ほぼコンビニでは在庫がないようで
まだ書店にはあるようでした。

   
今回ご紹介するのは、
不思議でキレイなスピリチュアル・マガジン
「voice style +plus ~神々の国、日本~」です。   

お手に取られた方もいらっしゃるかもしれませんが
概要(目次)としては、

・伊勢の神宮
・神話の語り舞台をされている浅野温子さん(女優)へのインタビュー
・神話と神社
・神話の紹介
・神道の心
・鎮守の森
・伊勢の斎王
・神事を体験したSUGIZOさん(元LUNASEA,アーティスト)へのインタビュー
・神仏習合について
・源氏物語と神道
・伊勢の神宮にお連れして
・神社のイロハ、参拝の作法とは?、おまいり、神社の年中行事、
 神棚、生活の中の神道

となっております。 

「一個人」2010年2月号よりも玄人向きかもしれませんが
神社仏閣や日本の伝統文化、日本について
関心があられる方であれば
興味深く読める内容ではないでしょうか。 

ぜひご覧になって下さい。

 
定価は1,575円(税込)で、平成21年10月に発行されています。   

全国の書店でも扱っているようですが
こちらでもお求めいただけるようです。 

voiceホームページ

amazon

 
なお、「取材後記」のページにて
この本の取材をする中で編集者さんが感じたことを
書き綴っていますが、
共感する部分が多々ありましたので一部ご紹介させていただきます。
 

——— 以下、抜粋 ———–

「これは、日本の歴史であり、文化なのに何故知らなかったのか
 という疑問。多少ともこの神道や神社の流れを知ると、日本人の
 作り上げてきた、「何故」に対する答えがいろいろと出てきます。」

——— 抜粋ここまで ———
 

私もまだまだ勉強不足ですが
この世界に携わるようになり同じような気持ちを抱くことがあります。

今ここに自分がいることの原点を見つめ直すことで
これからの世界にも活かせることが
実はたくさんあるのかもしれません。



1月15日「月次祭」を斎行しました

本日、1月15日は
毎月恒例「つきなみさい」の日でございまして
滞りなく斎行いたしました。 

初めての方もいらっしゃいまして
ご参列いただきました皆様、ありがとうございました。 

 
次回の「つきなみさい」は
2月1日(月)
9:30~
となります。

ご参列をお待ち申し上げております。



一面、冬景色

昨晩からだったでしょうか、
久しぶりに雪が降っているなと思っていたら
今朝方には一面がすっかり冬景色の様相となっていました。     
           

境内の様子(積雪)

諫早でこれだけ積るのも珍しいのではないでしょうか。

冬型の気圧配置で、強い寒気が流れ込んでいるため
全国的にも風が強く厳しい寒さとなっているようです。  

 
各種交通機関への影響もあり、
長崎空港の滑走路が閉鎖状態となっているのをはじめ
道路での規制、バスや船の運休・欠航などが相次いでいます。
また、車の事故も起こっているようです。  

鉄道や路面電車はほぼ平常どおり運行されているようで
こういった時には鉄道関係は頼りになりますね。  

 
これからも明日1月14日の朝にかけて大雪となる恐れがあるため
路面の凍結などに注意が必要です。

外出などされる際にはくれぐれもご用心下さいませ。  

 

諫早神社(積雪)

 



「めちゃイケ」 ~できて当然!今さら聞けない大人の常識~

昨日1月9日(土)18時30分から放送された
フジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!(通称:めちゃイケ)」 の
新春スペシャル番組の中で、

~できて当然!今さら聞けない大人の常識~

というコーナーがあり、「初詣」がお題となっていました。

ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。

概略としては
「初詣」というより、神社での「参拝作法」を5段階に分けて問うもので、
一人ずつチャレンジし
「参拝作法」の段取りを1つでも間違えると、天狗が出てきて
顔に真っ赤なバツ印を筆で書かれてしまうというものでした。

めちゃイケレギュラーメンバーに加え、ウエンツ瑛士さん、
和田アキ子さんなどの、特別ゲストも挑戦していました。

バラエティ番組ですので、内容はともかく
女性陣のほとんどは正解されていまして、
大トリの和田アキ子さんもきちんと正解されていました。

本日、成人式・式典の帰りでしょうか、
新成人の方々が神社へお参りに来られて
「めちゃイケ」 のことをお話されていました。

若い方々は、この番組を見て
「参拝作法」をお知りになった方が多かったのかもしれませんね。

確認になりますが
神社では一般的な参拝作法がありまして
出雲大社など神社によって若干の違いもありますが、
概ね「二拝二拍手一拝」となります。

なお、参拝をする際の手水作法や参拝の心構えなどを含め
「参拝作法」のページでご紹介しておりますので、
よろしければご覧になって下さい。



「ビートたけしの教科書に載らない日本人の謎2010」

 
平成22年1月2日(土) 21:00~23:24
日本テレビ系列(長崎はNIB)において
「ビートたけしの教科書に載らない日本人の謎2010」と題して
神社にも関係のある内容の番組が放送されました。

 【出演者】
  ●MC:ビートたけし
  ●ゲスト:高畑淳子、石原良純、ビビる大木、木下優樹菜、
        東国原英夫、荒俣宏
  ●進行:西尾由佳理(NTV)

ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。

私は残念ながらリアルタイムで観ることができませんでしたが
録画して、後日拝見しました。

大まかな内容は下記の通りです。

 ①日本人と太陽の深い関係

 ②大安や仏滅など暦に関する謎
   ~太陰暦と太陽暦~ 
   ~日食と歴史的事件の関わり~

 ③全国各地の地名命名の謎

 ④出雲風土記、出雲大社の謎

 ⑤怨霊・崇徳天皇の恐ろしい祟り

 ⑥明治神宮の謎

 ⑦ビートたけし人生初の熊野詣

諫早神社のご祭神である
天照大御神や大己貴神(大国主神)に関する内容もありましたし、
全般的に「へぇ~」と感嘆するような内容が多々あり、
楽しみながら色々なことを学ばせていただきました。

日本で生まれ、日本で育ちながら
この「日本」についてあまりにも知らないことが多く、
自分のバックグラウンドや伝統文化について「もっと知りたい」なぁと、
学生時分に海外へ行ったときなどに
よく思ったものでした。

皆様方の中にも、様々な場面で
同じような思いを抱かれる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

その意味でも、とても参考になる番組だったと思います。

このような内容の番組が
もっと多く制作され放送されることを期待しております。



「一個人」 ~ 日本の神様と神社入門 ~ 2010年2月号

本日(1/4)から
仕事始めの方も多かったのではないでしょうか。

当神社でも、仕事始め安全祈願祭の神事をご奉仕させて頂きました。

 
さて、現在発売されております
月刊誌「一個人」2010年2月号におきまして

 ~ 保存版特集 日本の神様と神社入門 ~

ということで、神社関係の特集が組まれております。

「一個人」2010年2月号

「一個人」2010年2月号

お手に取られた方もいらっしゃるかもしれませんが
概要(目次)としては

・伊勢神宮の秘密
・神社の基本の「き」
・日本の神話を解読する「古事記」「日本書紀」
・日本のパワースポット神社を巡る旅

となっております。

若干むずかしいところもあるかもしれませんが
神社仏閣や日本の伝統文化、日本人の原点などに
関心のある方には
入門書として参考になるのではないでしょうか。

どうぞご覧になってください。

定価は680円で、写真も多数掲載されていてこの内容ですので
お得感もあると思います。

なお、昨年12月26日に発売され、
毎月26日発売で次号が1月26日に出ますので
早めにお求めになられたほうがいいかもしれません。

全国の書店やコンビニエンスストアでも取り扱っています。

 
ちなみに、雑誌名「一個人」は「いっこじん」とお読みするのですね。
「いちこじん」とばかり思っておりました。。。



謹賀新年

明けましておめでとうございます。

平成22年・庚寅(かのえとら)となりました。

新春を迎えるにあたり
皆々様のご健勝ならびにご多幸をご祈念申し上げます。

 
さて、諫早の三が日は
大晦日からの寒波で引き続き元旦にかけては
きびしい寒さとなり
「初日の出」も残念ながら
拝めるところが少なかったようです。

ただ、元旦の日中帯から徐々に天候も回復し、
初詣にはまずまずのお天気だったのではないでしょうか。

 

初詣で参拝された方々は
様々なお願いお祈りをされていたようです。

新年が皆様にとってよい年でありますようにお祈りしております。







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