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諫早市産のお米は最高評価
本日は霧雨が降り注ぐしっとりした一日となっており、
週末までは暫くぐずついた天気が続くようです。
さて、日本穀物検定協会が毎年発表している
「平成21年産米の食味ランキング」で、
諫早市産のお米「にこまる」が最高評価「特A」を獲得したそうです。
米の食味ランキングは、炊飯した白飯を
実際に試食して評価する食味官能試験に基づき、
昭和46年産米から毎年全国規模で実施されているものです。
今回獲得した「特A」は
新潟のコシヒカリなどと並ぶ最高評価で長崎県産米では初めてです。
「にこまる」は、もちもちとした食感で、
ふっくらと炊きあがるお米で
長崎県のように気温が高い産地でも品質の低下が少なく、
温暖化に強い品種とされています。
諫早神社(四面宮)の鎮座する諫早市は
平野を中心とする県内最大の穀倉地帯で、
主にヒノヒカリを生産しています。
ただ、1つの品種だけを作っていると、
温暖化や台風などの天災で1度に大きな被害を受けるなど
の問題があり、収穫時期が異なる2つ目の品種として
長崎の気候や条件に適した「にこまる」が選ばれ、
生産が始まっていきました。
歴史的に見ても、私たち日本人にとって
また日本の文化にとって、そしてもちろん神社にとっても
お米(稲作)はとても大切な穀物です。
最近は、食糧自給率の向上などの観点から
米飯に限らず、米粉パンや米粉麺などお米を加工して
食べることができるようになってきています。
日本の食料自給率アップのための国民運動
「FOOD ACTION NIPPON」の中にも
「米粉倶楽部」という企画が立ち上がっています。
いろんなカタチで、毎日の生活の中で
改めてお米を楽しんでみてはいかがでしょうか。
「米粉倶楽部」についてはこちらをご参照下さい。
いま一度、お米について新たな視点で
再認識する時がきているのかもしれません。
「やたら」 由来は雅楽から②
昨日は強い風と黄砂の影響があり
全国的にも強風が吹き荒れ、相当な被害もあったようです。
ここに謹んでお見舞い申し上げます。
本日はうってかわって
風も穏やかで過ごしやすい晴天の一日となっています。
さて、先日のブログで
雅楽が由来となっている日常語がいくつかあるといういことで
「ろれつが回らない」をご紹介しましたが、
今回そのシリーズの続きで
雅楽が由来の日常語「やたら」をご紹介します。
そもそも雅楽とは、日本古来の音楽や舞であり
完成された音楽体系を持ち、世界最古の合奏音楽として知られ
千数百年前から現在まで受け継がれているものです。
各地の神社・神楽殿で演奏が行われるなど
神社とも深い関係があります。
「むやみに」、「やみくもに」、「みだりに」
というような意味で
「やたら」という言葉をお使いになったことはありませんでしょうか。
「やたらに多い」、「やたらめったら」という形で
お聞きになったことがあると思います。
じつは雅楽に、二拍子・三拍子・二拍子・三拍子という混合拍子で
舞楽などに使われる特殊な拍子の曲があり、
これを「八多羅(やたら)拍子」と言います。
本来、農耕民族であった日本人は
騎馬民族に見られる三拍子は苦手とされています。
ましてや、混合拍子となると
日本人は苦手で、演奏がバラバラになってしまい
なかなかうまくいかなかったようです。
そこで、めちゃくちゃになってしまうことを
「やたら」と言うようになったのです。
雅楽が由来となっている日常語が他にもありますので
今後もこのシリーズを続けていきます。
サントリー「ボス」CM 神社編
三連休中日の今日は、少し風が強く肌寒いものの
すっきりとした青空が広がる
おでかけ日和の一日となっています。
さて、サントリーの缶コーヒー
「ボス レインボーマウンテンブレンド」の
テレビCMをご存じでしょうか。
ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズが
宇宙人役を演じ、さまざまな職業を転々としながら
地球を調査するというシリーズです。
皆さんも一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか。
第24作目となる今回のシリーズは、
ジョーンズが白長着に浅葱色の袴という神職の姿で登場し
神社の授与所にて、参拝者に御守り等を授けながら
“しぶとさ”“潔さ”についてリポートをするものとなっています。
ゲストには、
プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの山﨑武司氏、
大相撲・大関の魁皇関、
ボクシング・元世界王者の内藤大助氏
を迎えています。
それぞれの信念を胸に、挫折や苦境を乗り越え、
地道にコツコツ努力し続け、目立たずとも
たゆまぬ努力で前進し続ける人々の代表として、
プロスポーツ界で長年ファンを魅了し続ける
この3人がゲストに選ばれたそうです。
また、CM楽曲には
森山直太朗氏の名曲「さくら(独唱)」が流れており
春を印象的に演出しています。
こちらのホームページで
そのCM映像が公開されていますので
一度ご覧になってみて下さい。
30秒編・15秒編・メイキング情報があります。
「諫早 春の市 2010」 神社近くで開催中
天気は気まぐれですね、
今日は午前中から風が強く小雨も降る天候となり
どんよりとした一日となっています。
現在、諫早神社前の本明川を対岸に渡り
ちょうどボーリング場の諫早パークレーンあたりから
屋台が並ぶ「諫早春の市 2010」が開催されています。
もう何年前からでしょうか、物心ついた時から
毎年この時期に「諫早春の市」は開催されており、
子供の頃はとても楽しみにしていたことを記憶しております。
その頃に比べると規模は小さくなったようですが
出店を廻る楽しさは今も同じです。
3/24(水)まで開催されていますので
ご都合つく方は行かれてみてはいかがでしょうか。
いまや宮崎名物?「肉巻きおにぎり」もありましたよ。
【奉納】 作品「諫早神社早春賦」
本日もポカポカ春の陽気で、
晴れやかな一日でした。
しかし、明日午後から天気は下り坂になるようなので
気をつけなければいけないですね。
さて、先日のブログに
「第一回いさはやを撮ろう会」写真展で、
諫早神社を題材にした作品があることをご紹介しました。
じつは今回、その作品を制作した諫早市在住の方から
作品を当神社に奉納(寄贈)していただくことになりました。
改めて深く感謝申し上げます。
一昨日、神社にて奉納奉告を執り行い
本日から社頭にて展示をしております。
作品は90cm×90cmの大きなパネルに
当神社境内の様々な写真を組み合わせることによって
創られているものです。
一ヶ月程度は社頭にて一般展示をする予定ですので
ご参拝された際には
ぜひご覧いただければと思います。
少々わかりづらいかもしれませんが
下画像は写真展の展示中に撮った奉納作品「諫早神社早春賦」です。
本明川・眼鏡橋にホタルを
本日も春の木漏れ日が清々しい晴天となり
それにつられてか、長崎海洋気象台から
長崎地方の桜(ソメイヨシノ)の開花が宣言されました。
平年より7日早く、昨年より3日早いそうです。
満開まで1週間前後の見込みとのことで
お花見も楽しみたいですね。
さて、諫早神社の前を流れる本明川は
以前たくさんのホタルがいたことをご存知でしょうか。
もう何十年も前の話ですが、
本明川にはたくさんの源氏ホタルが乱舞しており
市民の大きな楽しみとなっておりました。
もちろん遠方からも多くの方々が
ホタルを観に来られていたそうです。
そういったことで、諫早神社斜め横の四面橋には
ホタルのデザインが彫刻されているほどです。
しかし今現在、ホタルはほとんど
観ることができなくなりました。
そこで、ホタルが乱舞する風景を再現しようと
ふれあいフレンド(NPO法人)が
「眼鏡橋にホタルを飛ばそう会」を設立し
先日(3/14)、ホタルの幼虫とその餌になるカワニナの
放流が行われました。
当日はたくさんの子供たちを含め
100名ほどの方々が参加されたそうです。
今年の夏には、多くのホタルで
眼鏡橋に夢幻の光が彩られるといいですね。
長崎龍馬ライナーが運行開始
昨日は、透き通った海のように爽やかな青空で
暖かくすっきりとした一日でした。
本日も引き続き晴天が続いていますが
昨日と比べると若干肌寒いような気がします。
さて、本年より
長崎出身・福山雅治さん主演のNHK大河ドラマ「龍馬伝」
が放映されています。
皆さんご覧になられていますでしょうか。
今回その放映に伴い、JR九州では
JR大村線(長崎~諫早~佐世保間)を走る「シーサイドライナー」に
坂本龍馬の写真をあしらったラッピング電車、
「長崎龍馬ライナー」の運行を先週末から開始しました。
諫早神社の近く、JR諫早駅も停車駅となっています。
期間は本年12月末までの予定とのことで、
両数は200形車両2両(一編成)となります。
また、この「長崎龍馬ライナー」の運行を記念し
記念乗車券も発売されています。
こちらは4月30日までの期間で、発売額は900円
長崎駅ならびに佐世保駅での販売となるそうです。
種類は、
長崎発→450円区間(諫早)の2種類セット
佐世保発→450円区間(有田or川棚)の2種類セット
となります。
詳しくはこちらのニュースリリースをご参照ください。
どのようなデザインになっているのか気になりますね。
「長崎龍馬ライナー」
一度は乗車してみたいものです。
弥生3月15日「つきなみさい」
本日午前中は、あいにく雨・風とも非常に強く
嵐のような天候でした。
午後には回復の兆しを見せたものの、すっきりしない一日となりました。
最近は天気の移ろいが激しく、
暖かくなったかと思えば、急に後戻りしたような
寒い日が続くなど、一進一退が続いているかのようです。
ただ、その繰り返しのようにみえても
ふと鳥や草花に目をとめると、
着実に春が近づいていることを感じ取ることができます。
そのような中、毎月1日・15日に行う
月次祭、3月15日の「つきなみさい」は
滞りなく斎行することができました。
ご参列いただきました方々には
お足元の悪い中ご参詣いただき、ありがとうございました。
次回の「つきなみさい」は
4月1日(木)
9:30~
となります。
皆様とともに
日々の神恩感謝や健康安泰・繁栄などを祈願いたします。
新年度のはじまりで何かとお忙しいとは存じますが
ご自由にご参列できますので、
ご都合つかれる方はどうぞご参詣下さい。
楽曲「神集い」
本日は、大安の日曜日ということで
多くの御祝い事が行われたことと思います。
諫早も早朝に小雨が降ったものの、
次第に天候が回復し、気温も暖かく
文字通りお日柄の佳い一日となったのではないでしょうか。
さて、本日のブログでは
諫早市出身の脚本家・市川森一さんが作詞を担当している
歌手・香西かおりさんの楽曲「神集い」をご紹介いたします。
市川森一さんといえば、多くの映画、
テレビドラマ、舞台の脚本などを手掛けておられるので
ご存じの方も多いと思います。
その市川さんもメジャーレコードの作詞は
今回が初めてとなるそうです。
じつは、楽曲「神集い」は
「女の帰郷」 というシングルCDのカップリング曲です。
「女の帰郷」 は、昨年9月23日に発売された
長崎県五島列島を舞台に綴られた楽曲で、
こちらも市川森一さんが作詞を担当されています。
「神集い」の歌詞は、なんと
古事記・日本書紀などの神話が題材となっておりまして
神様の名前などがたくさん出てくるユニークものになっております。
気になる方はこちらから歌詞をご覧になってみて下さい。
その曲調は意外にアップテンポで速いリズムとなっており
とても楽しい楽曲に仕上がっています。
残念ながら、試聴はできないようですので
ご関心あられる方は購入してお聞きになって下さい。
なお、明日は毎月1日15日に行っております
「月次祭」の日でございます。
ご自由にご参列できますので、
ご都合つかれる方はどうぞご参詣下さい。
■つきなみさい
3/15(月) 9:30~
「ろれつが回らない」由来は雅楽から①
本日は「戌の日」ということもあり
安産祈願(着帯祝い)のご祈祷が数組ございました。
お身体ご自愛いただき
元気な赤ちゃんが生まれることを祈っております。
なお、来月までの戌の日は
3月 25日(木)
4月 6日(火) 、18日(日) 、30日(金)
ですのでご参考になさって下さい。
安産祈願のご祈祷は
お身体が安定していらっしゃれば、戌の日以外でも
ご都合の佳き日に承りますのでお問合せ下さい。
さて、私たちが日常使っている言葉には
様々な由来があります。
その中で、雅楽から起こっている日常語が
いくつかあることをご存じでしょうか。
そもそも雅楽とは、日本古来の音楽や舞であり
完成された音楽体系を持ち、世界最古の合奏音楽として知られ
千数百年前から現在まで受け継がれているものです。
各地の神社・神楽殿で演奏が行われるなど
神社とも深い関係があります。
近年では、雅楽師・東儀秀樹さんを通じて
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
その雅楽が由来となっている日常語がいくつかあるのです。
今回はその中の一つ、「ろれつが回らない」をご紹介します。
舌がもつれてうまく話せないことを
しばしば「ろれつが回らない」と表現します。
雅楽では、施法で「呂(りょ)」と「律(りつ)」とがあり
それぞれの音階に基づいて演奏されます。
その「呂」と「律」の音階をまちがえると
訳のわからない曲になってしまいます。
このことから、その状態を「呂律が回らない」と言い
そこから時代とともに表現が変化していき、
「ろれつが回らない」になっていったのです。
他にも雅楽が由来となっている日常語がありますので
今後もご紹介していこうと思います。