はじめてのニッポンカルチャー

「日本の魅力を再発見する」をコンセプトに
奇数月6日に発売されている雑誌
『DiscoverJapan(ディスカバー・ジャパン)』をご存知でしょうか。

今回ご紹介するのはこの2010年2月号で、
「はじめてのニッポンカルチャー」という
日本の伝統的な芸能文化について特集が組まれています。  

 

DiscoverJapan2010年2月号

概要(目次)としては、

・さらば歌舞伎座
・歌舞伎を見たことがあるか?
・江戸時代、歌舞伎俳優はスーパースター
・家系図を知ると歌舞伎がもっとおもしろい
・歌舞伎鑑賞のためのイロハ(舞台、衣裳、音楽、動物)
・実はカゲキな歌舞伎ストーリー
・能
・狂言(野村萬斎が語る狂言の魅力など)
・文楽
・落語
・はじめての茶会

となっております。  

歌舞伎・能・狂言・文楽・落語・茶道・華道などは
最近は外国でも盛んに公演が行われ、世界が知るようになりました。

これら日本の芸能文化について、関心のある方であれば
興味深く読める内容ではないでしょうか。

そういう私も
きちんと理解できるほどの知識・見聞を持ち合わせておりませんでしたので
非常に参考になる一冊でした。

定価は980円(税込)で、1月6日に発売されています。
全国の書店でも扱っているようですが
こちらでもお求めいただけるようです。 

Discover Japanホームページ

Amazon
 

大学生の頃、同じクラスの友人が「能」のサークルに所属していたので
その友人の公演を何度か拝観したことがあります。

たしかに臨場感やワクワク感はあったものの
〝いまいちストーリーや展開が理解できない〟〝ピンとこない〟という
自らの勉強不足がネックで
その後は観る機会を失っていました。。

きちんとその魅力・イロハを押さえたうえで観てみると
また違った世界に足を踏み入れることができるのかもしれませんね。



【ご案内】2月1日「つきなみさい」

「お知らせ」ページでもご案内しておりますように、

2月1日(月)
9:30~

毎月の1日・15日に行っております「つきなみさい」を斎行いたします。

どなたでもご自由にご参列できますので
ご都合よろしければ、お気軽にご参集下さい。

 ・「つきなみさい」は日々の神恩感謝や安泰・繁栄を祈願する神事です。

 ・5分前までに社殿へお越し下さい。

 ・所要時間は約30分となります。

 

なお、何件かお問合せをいただいておりますが
2/3「節分の日」諫早神社における催しは特にございません。

以前は、豆まきなどを行っていたようですが
残念ながら、ここ数年は行われていない状況です。



「恵方巻き」平成22年は、西南西やや右

2月3日の「節分の日」には
豆まきをして「鬼は外、福は内」と叫ぶことで
鬼(邪気)を祓うことが一般的ですが、
近年は「恵方巻き」を食べる習慣が広まっていきています。 
 

「恵方巻き」とは、節分の日にその年の恵方を向いて
目を閉じて願い事を思い浮かべながら無言で太巻き(恵方巻き)を
まるかぶりすると一年間健康でいられると言われているものです。

太巻き(恵方巻き)の中身は、七福神にあやかって七種類の具を入れ
「福を食べる」「福を巻き込む」という意味合いもあるようです。

この慣習の由来は定かではありませんが、
江戸時代に大阪の商人たちが商売繁盛の祈願事として始めたもの
とされています。

 
ちなみに、恵方とは、その年1年の開運(吉方)の方角とされ
陰陽道に基づいて決められているもので
その年の歳徳神(としとくじん,としとくかみ、福徳を司る吉神)が
いらっしゃる方角の事です。よって、恵方はその年毎に変わっていきます。

例えば平成22年の恵方は庚(かのえ)の方位です。
庚の方位と書いてもわかりづらいので、
しばしば西微南(にし・びなん)とされています。ほぼ西南西の方です。

厳密に言うと、この西微南は
陰陽道に基づき24分割された方位ですので、西南西と同じではありません。
これは現代の16分割した方位とは違うため
西南西と微妙に異なる方角となっているのです。 

整理して、わかりやすく表現すると
平成22年の恵方は、「西南西やや右」ということになります。

  ※一般的には、さらに簡略化して西南西と表記されることが多いようです。
 

参考までに、今後5年の恵方を下記にお知らせいたします。

平成22年-西南西やや右(庚、西微南)
平成23年-南南東やや右
平成24年-北北西やや右
平成25年-南南東やや右
平成26年-東北東やや右



神社モバイル×ANNASUIデザイナー

全国神社総代会(全国神社の氏子総代による会)では
平成19年から「お宮キッズ」という
特に若年層(子供向け)に神社や伝統文化などについて
楽しく学べるホームページを開設しています。

さらに先月(平成21年12月)からは
「神社モバイル」という携帯電話向けのサイトが開設されました。  

このサイトでは
祝日や各種行事、お参りの心得、神社Q&Aなどが掲載されており、
携帯電話で気軽にご覧になれる内容となっています。 

 

神社モバイル http://mobi.omiyakids.com

 →QRコード(こちらを読み取ってアクセスして下さい)  

 

なお、この「神社モバイル」に登場しているキャラクターは
若い方々を中心に人気で支持されている
ファッションブランド「ANNASUI(アナスイ)」のデザイナーである
小石川ユキさんが手がけています。

「可愛らしさ」や「親しみやすさ」が感じられるデザインとなっていますので
ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。



恐竜アロサウルス

諫早市白木峰町にある
国立諫早青少年自然の家
現在、「恐竜アロサウルスがやってきた!!」展が開催されています。

アロサウルスは、今からおよそ1億5000万年前(ジュラ紀後期)に
生息していた大型の肉食恐竜です。

日本で初めて展示された恐竜アロサウルスの実物全身骨格や、
長崎から産出された日本初の新種魚類化石、
恐竜絶滅の原因と言われる隕石衝突の物的証拠の岩石標本なども
展示されており、子どもたちを中心に好評だそうです。

この展示は
「科博コラボ・ミュージアム」という、地域の自然科学振興を
図るための活動の一環として行われているものです。

昨年の12月9日から開催され
来月2月7日(日)までとなっており、入場は無料です。

近くには
子どもたちが遊び・学べる「こどもの城」もあるため、
興味を持っている子どもたちと一緒に
行ってみると楽しいかもしれませんね。



Begin Japanology「和太鼓」

NHKで、日本文化の魅力などを世界に発信している
「Begin Japanology」という番組があります。

海外に向けた番組のため、番組は基本的に英語で進行され
現在は、ラジオやテレビでご活躍されている
ピーター・バラカンさんがキャスターを務めています。

 

先日、1月21日の深夜25:10~25:40に放送があり
今回は「和太鼓」が特集されていました。

「和太鼓」は様々なお祭りなどはもちろんですが
神社の神事でも用いられています。

最近は「和太鼓」の演奏会・公演なども盛んに行われているようです。

 

番組では
「和太鼓」の成り立ちや日本文化との関係性、作り方・製造工程などが
紹介されており、知らないこともたくさんありまして
大変参考になる番組でした。

この「Begin Japanology」は海外向けの放送がメインですが
国内向けの放送もあり、
NHK総合の毎週木曜・深夜25:10~25:40(例外あり)で放送されています。

これまで何度か拝見しておりますが
なかなか興味深い内容のものが多く、日本の文化などに関心のある方には
オススメできる番組かと思います。

むしろ国内向けに同じような内容の番組があってよいのではないか
とも感じます。

 

自分の生まれ育った国や地域の文化について尋ねられたとき、
きちんと紹介や説明ができるようになりたいものです。



新春書き初め大会

皆さまは「新春の書き初め」されたことありますでしょうか。

新しい年が明けて、初めて墨をすり、清らかな気持ちで筆を持ち
真っ白な紙に初めて書を描く「書き初め」は、
吉書(きっしょ)、初硯(はつすずり)、試筆(ためしふで)
などとも呼ばれるお正月の恒例行事です。

もとは1月2日に行われるものでしたが、現在は
その日に限らず新年の初書が「書き初め」とされています。

墨を摺るのは、元旦に汲み上げた「若水」と呼ばれる
歳神様に供えたり家族の食事に使ったりする水を使います。

書をしたためる時は、恵方に向かい
「福」や「寿」などの文字や
漢詩などを書くことが多かったようです。

元来は宮中行事として行われておりましたが
江戸時代に寺子屋教育などで盛んになり、全国に広まっていきました。

書きあげた文字は
神棚の前に掛けたり、恵方に向けて貼ったりしていました。

そして、小正月(1/15)の頃
お正月飾りと一緒にお焚き上げをし、その炎が高く燃え上がるほど
字が上手くなると言われていたのです。
 

諫早市でも、諫早ライオンズクラブの主催で
1月17日(日)に、御館山小にて
「第28回諫早小・中学校新春書初め大会」が開催され
226名の生徒が参加されたそうです。

たくさんの子供たちが
真剣に筆を走らせる様子や楽しそうに参加している様子を
ケーブルテレビなどで拝見しましたが
とても貴重な体験だったようですね。

なお、1月24日(日)に
その表彰式が諫早市民センターにて行われるとのことです。
 

ちなみに、諫早神社でも
以前は書き初め大会が行われていたようですが
数十年前から途切れてしまっています。。



ジャンボカルタ・百人一首大会

先日、百人一首こどもかるた大会
ブログでご紹介しましたが、

来る1月24日(日)には諫早市多良見地域恒例の
「第25回多良見町ジャンボカルタ・百人一首大会」
が開催されるそうです。

多良見町の子供たちがカルタに挑戦し、
その大きなジャンボカルタは手作りのものだそうで
その時々の時代が反映された作品が多く
見ているだけで楽しいものとなっているようです。

■とき
1月24日(日)午前9時~

■ところ
多良見体育センター(諫早市多良見町化屋1808-1)

■問合せ先
諫早市多良見町子ども会育成連絡協議会(TEL:43-0049)

見学などは自由にできるということですので
ご関心ある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。



都道府県対抗女子駅伝 長崎は6位

第28回全国都道府県対抗女子駅伝が
1月17日(日)に京都市で行われ、
長崎県は3年ぶりの入賞となる6位に入り
九州・沖縄勢としては最高の順位となりました。

おめでとうございます。

今回はエースと言われている社会人の二人、
長崎の長距離界をリードする扇まどか選手(十八銀行)と
ベルリン世界陸上マラソン日本代表の藤永佳子選手(資生堂)を中心に
中高生を引っ張り相乗効果となって好成績となったようです。

下記に長崎県チームのメンバーを紹介しておきます。

1区 末吉 茜  諫早高
2区 扇 まどか  十八銀行
3区 木下 琴美  西有家中
4区 野上 恵子  十八銀行
5区 西見 陽子  十八銀行
6区 森 智香子  諫早高
7区 松本 千尋  諫早高
8区 香田 沙也加  真城中
9区 藤永 佳子  資生堂
控え 藤田 真弓  十八銀行
控え 山崎 唯  諫早高
控え 前川 晴菜  松浦高
控え 山崎 なず菜  茂木中

中高生のレベルも高いようなので
今後にもますます期待が持てますね。

これからもがんばってください。



「お祭り」 畳破り、ヘトマト、弁財天祭り

日本には各地で様々な「お祭り」が開催されています。

この「お祭り」の中には何十年、何百年と続いているものも
少なくありません。

どなたも
一度は「お祭り」に関わったことがあるのではないでしょうか。

新聞やテレビニュースなどで報道されましたが
先週末、長崎でもいくつかの「お祭り」があったようなのでご紹介します。  

 ●「畳破り」楠公神社、諫早市白浜町

  →上半身裸の氏子男性衆がわらで体をこすり合って
     無病息災などを願うもので、250年以上も続いている奇祭。
     南北朝時代に楠木正成勢と鎌倉幕府軍が戦った
     「千早城の攻防」(西暦1333年)の様子を再現しているもの。

 ●「ヘトマト」、五島市下崎山地区

  →相撲、新婚女性による羽根突き、わらで作った玉を奪い合う
     玉せせり、大綱引き、若い女性を巨大なわら草履に乗せて
     担ぎ上げて練り歩くなどの行事を一度に行い、
     豊漁豊作、子孫繁栄、無病息災などを願う奇祭。
     「ヘトマト」の由来や語源は不明とされているが
     国指定の重要無形民俗文化財に指定されている。

 ●「弁財天(メーザイテン)祭り」、新上五島町有川郷

  →青年達が揃いの着物をまとい、太鼓を打ち鳴らしながら
     鯨唄を唄い、1日をかけて地区内を廻り歩きまわって
     大漁・商売繁盛・家内安全等を祈願するお祭り。
     かつて捕鯨で栄えた地区で300年以上も続く伝統行事。

 
こうして各地で様々な「お祭り」が開催されています。
そこには様々な想いが込められており、
代々受け継がれてきたものです。

このような伝統行事は
続けることがとても大事なことであると同時に
その時々の時代の趨勢に流されることなく世代を超えて続けていくことは
非常に困難が伴うものだと思いますので、
関係者の方々のその想いと行動力には敬服いたします。

これからもぜひ続けていってほしいものです。

 
ちなみに、諫早神社でも「浮立(ふりゅう)」や
数百年続いていたと言われる「射手馬」という「お祭り」がありましたが
残念なことに
戦後に諸々の理由で途切れてしまっているのです。。







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